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観劇日誌:杉山純じディレクション『エンれぱ! vol.3』

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2018年1月6日(土)

昨日5日(金)は仕事始め。
その帰りに、白須優里さんの出演される、こちらの舞台を観てきました。
これが2018年の初観劇です。

   *   *   *   *   *

杉山純じディレクション『エンれぱ! vol.3』
演出:杉山純じ
於:ワニズホール(新中野)
演目:
【亀さんチーム】
『紙風船』作:岸田國士
『つくりばなし』作:柴幸男
『193』作:表情豊

       *   *   *

新中野なんて、降りるのは初めて。
18時半の空はすでに薄暗く、先の見通せない商店街に心細くなりながらも、地図を頭に思い浮かべ、地べたを這っている自分を俯瞰しているもう一人の自分をイメージしながら歩いて行くと…

なんか、着いちゃいました(笑)。
20180105エンれぱ1_convert_20180106170829
ワニズホール、もちろん初めてやってきました。

で、お目当てはもちろん、優里ちゃんが出演する『紙風船』。
私、恥ずかしながら、岸田國士の作品をナマで観るのは初めて。

というわけで、昔買った本を引っ張り出してきて、予習(復習)してきました。
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右はご覧のとおりハヤカワ演劇文庫。
左はケラ氏が岸田國士作品をコラージュしたもの。いくつかの一幕ものを切り貼りして、あたかも一つの町内で起こっている群像劇のように料理しています。

正直に白状しますとね〜、私ね〜、昔読んだときは、「つまんね〜」と思ったんですよね
とくに大きなドラマがあるわけでもなく、何だかウジウジした奴らがモヤモヤとした日常のなかでダラダラと話し続ける会話劇…

地味〜

…そんな印象だったんですよ、ぶっちゃけ。

でも、今回、何作品もをダ〜〜ッと読み通してみると、
何〜て言うんでしょうねぇ、

心の底に、滓が静かに溜まっていくような…、

そんなふうにして、ある印象というか、心象というか、
それっぽいものが蓄積されていく感覚があって、

ホッと一息ついてみると、

何となく切ないような、胸苦しいような、
どこか温もりのある悲しみが、
心を満たしているんですね。


ああ、上手いな


と思いました。
(私が今さら言うことじゃありませんがf^_^;)

そのとき、ふと連想したのは「金魚すくい」(笑)。

穏やかな水面を眺めながら、
ほんのわずかのさざ波を見つけて、
薄い網を素早く、しかし滑らかに差し込むと、
水面下に潜んでいた、さざ波の主が姿を現す。


お見事。


冒頭のケラ氏リメイク本も、岸田作品をいくつも重ね合わせることで、それらに通底する問題意識、人間観や人生観、その背後にある世界観、そして、その時代と社会の空気なんかをあぶり出しているんだな、たぶん。

       *   *   *

いえね、

終演後、濱君と駅前の焼きトン屋さんでそんな話をしてたんですが、
20180105エンれぱ4_convert_20180106170918

別に、優里ちゃんへのコメントとかアドバイスとか、そんな大層なことを言ったつもりじゃなくって、

今回の観劇に際してそういう準備をしたおかげで、
以前は理解できなかった作品の魅力を、今回は味わうことができたような気がすると、
まあ、そういう私自身の体験を話したまでです。


今年は、脚本をたくさん読もうと思っているので、そのうち、このブログでもご紹介したいと思います。

ではではm(_ _)m

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