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観劇日誌:劇屋いっぷく堂『賢者の鉄板』

賢者の鉄板_convert_20160716192045

2016年7月17日(日)

ああ、ノロノロしているうちに、1週間が過ぎてしまいました。

先週の土曜日、蒲田でまなみちゃんの舞台を観た私が、その足でどこへ向かったかという、9日(土)の報告Part 3。

   *   *   *   *   *

16:30過ぎに蒲田を出た私、
電車を乗り継いでググッと北上、
次の目的地・中野に着いたのが17:30頃。

とっとと喫茶店に入って一仕事しようと思っていたのですが、駅前付近はどこも満席。
南口はマルイ裏手の路地に入ってウロウロしているうちに、なんとか見つけました。

地元のマダムが買い物帰りに立ち寄るような、オシャレでこじんまりとした喫茶店…というより、珈琲店。
私ごときにはもったいない感じでしたが、「もう時間もないことだし」と蛮勇を奮って飛び込みました。

予想どおり、美味い。

次回は、もっと深く煎ったのを注文してみようかしらん。

結局、仕事をするほどの時間がなかったので、読書をして過ごしました。
これはこれで、贅沢なひととき。

写真を撮り忘れてしまったので、また今度、紹介しますね。

       *   *   *

さて、本題。

中野には、由利尚子さんが出演される、こちらの舞台を観に来ました。

劇屋いっぷく堂『賢者の鉄板』
作・演出:落合隆
於:ザ・ポケット(中野)

そう、つまりですね〜、岩井さん(&しはかたさん&もりさん)、まなみちゃん、由利ちゃんの公演がモロかぶりだったんですよ。
みんなさ〜、もうちょっと分散させてよ〜(ToT)
なんて悲鳴をあげつつも、そんな時間のやりくりも、まあ、楽しいと言えば楽しい。

<あらすじ>

舞台は東京・月島にある、もんじゃ&おこのみやき屋「ふくねこ」。
家族経営の小店舗ながら、先代からの味は健在、界隈を代表する繁盛店。
不景気で商店街への客足が遠のくなか、なんとか持ち堪えていた。

が、そこへ、この辺り一帯の再開発プランが持ち上がる。
土地を売って一大商業施設を建設、
各店舗はそのテナントとして入るという構想。

先妻の娘で厨房を担う長姉は猛反対。「お父さんの形見を捨てられるかっ
その長姉と歳の変わらない後妻は、「できれば、店を遺したいけど…」
後妻の娘である次女は「そりゃ、このままのほうがいいけど…」

と、家を飛び出したはずの末弟(でも長男)が、婚約者を連れて帰ってきた。
「この店で働かせてくれ(夫婦込み)」。

と、ちょうどその日は、長姉の別れた夫が会いに来る、年に一度の七夕の日。
「美味い揚げ玉を見つけてきたんだよ〜、はは」

と、そこへ次女の夫(厨房サブ担当)の昔のお笑い芸人時代の相棒が登場。
「にいさん、もう一度、オレとコンビを組んでくださいっ」

なんと(ある意味)ファミリー大集合。

さらには商店街の人々やら如何わしい不動産業者やらが入り乱れ、
誤解で激突、右往左往で七転八倒。

「ふくねこ」開店以来、最大の危機

彼女らは、この試練を乗り越えることができるのか
そして、未来に、何を遺せるのか

<感想など>

以上のとおり、家族ネタのドタバタコメディ。

いっぷく堂さんの舞台を観るのは、これで3回目くらい()なんですが、分かりやすく、楽しめる。
まさに、「ライトコメディ」。
安定感がありますね。

ただし、今回はテーマがけっこう重い。
それに対し、容易に結論を出せないものは、容易に結論を出せないものとして描いています。
だから、観客によっては
「え、あれだけスッタモンダして、結局どうなったの
という感想もありうるでしょうが、私はむしろ「上手いな」と思いました。
大事なのは家族の物語であって、「そっちは、どうでもいい」。

もう1つ上手いと思ったのは、
全体の構図を、商店街もしくは不動産業者vs.家族とはしないで、
家族の「中」に亀裂と紐帯とを二重三重に埋め込んでいるところ。

これによって、「街の問題」から「家族の物語」へと収斂させることに成功しています。

前回の旅館の話では、最後がやや拡散してしまって、惜しいと感じたんですが、
今回は、「お見事」と思いました。

       *   *   *

1つだけ、私の好みから難点を言えば、

キャラが単純化されすぎてない

この人はこんなキャラ、この人はこういう役割、という具合に単純明快に分かりやすいんですが、
半面、デフォルメされたキャラ一辺倒で、二次元的というか、生きてる感じがしない。
人物が物語のパーツになっていて、自立してないように思えてしまうんですよね。

ま、私はつい、構造とか機能とかって先に考えちゃうので、人物を「生かす」ことに逆に神経質になるんだろうとも思ってますが。

   *   *   *   *   *

で、総評っぽいものでまとめるとすると、
この2日間で観た3つ舞台ともが、まずまず以上の作品。

多少はアラもあって、停滞もあって、大満足とまでは言えませんでしたが、
いずれも「力」とか「強さ」とか「思い/意志」のある作品で、
ずいぶん触発されました。

演りたい

という気持ちを掻き立てられた先週末でした。

ありがとうございましたm(_ _)m

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