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観劇日誌:東京晴々『プリーズ』

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2015年9月6日(日)

先週の土曜日に会社で仕事をしていたら、珍しくエヒラから観劇のお誘いメールが来て、それじゃあと行ってきました。

   *   *   *   *   *

劇団東京晴々『プリーズ』
作・演出:矢野未知生
於:ザ☆キッチンNAKANO(中野)

<あらすじ>

とある高原のキャンプ場にあるバンガロー。
既婚1組、未婚2組、お一人様1名の男女7人が織りなす、
出会い直しの真夏の夜の物語。

<感想など>

東京晴々というと、印象にあるのは、

近代史に材を取り、よく調べ、よく作り込んだ脚本で、かつ
歴史と言っても表舞台ではなく、史実となるような大きな出来事を裏側や底辺から見ている市井の人々の目線で拾い上げている

…こと。

が、このところは新境地を開拓しつつあるようで、

前回は某半島を想起させるような<国境>を舞台にした寓話もしくはファンタジー、

そして、今回は男女7人(+管理人さん1人)夏物語。
ただし、トレンディでファッショナブルで気の利いた会話劇…
というよりは、もっとゴロッとした肌触りの作品で、
我々の等身大の日常生活に近いところを描こうとしてしているのが、
やはり、この劇団の特色か。

個人的には、近代史ものをまた観たいなぁと期待はしているのですが、
今回は今回で、男のおろおろと、女のやきもきが、うまく描けていたように思います。

       *   *   *

ちなみに、いま構図を整理しようとして、ふと気づいたんですが、

男女間のすれ違いや女同士の衝突はあったけど、男同士は…

一度も調和が崩れていない。
男たち3人の人生もどんどん進み、実生活を見ても、価値観の上でも、互いの距離は遠くなっていくわけですが、
それでも大学時代からの関係がきっちり維持され、互いに互いの異質性を受け容れ合い、許し合っている。

お互い、それぞれ大変だけど、ま、頑張ろ〜ぜ。

みたいな。

これって、男の目線から見て自然で心地いい構図なんだろうな。
私が今になって気づいたのも、たぶん、男である私から見て違和感がないから。

う〜ん、これを、どうやって壊そうかな(笑)。

いつもの思考実験ですが、
落としどころは上記のとおりだとしても、途中で壊したうえでのオチにしたい。

キャラ、進路、パートナーとの関係は三者三様で、配置のバランスは申し分ない。
(裏返しとして、女性4人の異質性もバランスがいい)

なので、彼らの心の底のさらに底にある価値観の相違を浮かび上がらせ、ぶつけ合いたい。

1. 学生時代と同じポイントでぶつかる。
(「お前のそーゆーとこが嫌なんだよ」「だから、お前はダメなんだよ」的な)

2. 時の流れから生まれた変化によって、ぶつかる。
(「お前、変わったな…」「あの時の◯◯は何だったんだよ」的な)

そして、現時点での彼らの寛容さ、結束の固さを崩すには…、

やっぱり、あの、空気の読めない管理人さんに活躍してもらいましょうかね(笑)。
彼を触媒にして、男3人の相違点・対立点を水面に押し上げる。
こうすると、日常と非日常(異界)とのゲートキーパーたる彼の役割も活かされると思うんですよね。

そして、男女/女女/男男の3側面で「出会い直し」をして、
昨日までとはちょっぴり違う自分たちになって、
明日からも否応なく続く<日常>へと帰っていく…。

これなら、フルスペックかな(笑)。

   *   *   *   *   *

観劇後は、新宿西口に出て、軽く一杯

われわれも、かつて同じ場所で同じ時を過ごし、今では別々の道を歩んでいるという意味で、今回の作品と状況はかぶるんですが…、

如何せん、ライフステージが1回り(以上)違うもんですから、
現在のわれわれの関心事と言うと、老親や兄弟姉妹・親戚関係、子どもの進学やら病気やら、それからご近所付き合いにPTA…。

恋だの愛だのにオロオロ&やきもきしている登場人物たちの姿が、何とも遠く懐かしく、かわいらしくも感じられて、

オレたち、歳とったよな〜(笑)。

さらに、そんな遠く懐かしい思い出を振り返ろうとして、





恋愛となると、お互い、何だかサラッとかスルッとかゴニョゴニョッとか来ちゃって、

そもそも、熱くドラマティックに右往左往した思い出なんか、ないぞっ

という厳然たる事実に気づいて、大爆笑。


そこで、本日の…

<教訓っ>
恋せよ、若人よ

たぶんf^_^;)


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