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おすすめ絵本75:クリスマスのおくりもの

クリスマスのおくりもの_convert_20141223082549

2014年12月24日(水)

しょーもないことを書いているうちに、肝心のコーナーがご無沙汰になってましたσ^_^;

あれ、宗南はクリスマスやサンタクロースにさんざん文句を言ってきたじゃないかと思われた方、ごもっともですm(_ _)m

それはそうなんですが、クリスマスをモチーフとした作品は、絵本に限らず映画、小説、楽曲、バレエその他もろもろ多くの形態で産み出されていますので、それだけ数が多いと名作も生まれるというもの。

そこで昨年12月、「本間宗南セレクト 『クリスマス絵本』ベスト3」なんてやってみようかと思い立ち、20冊前後は読み漁ったんですが、

数百はあろうかという「クリスマス絵本」のたかだか20冊前後を読んだだけで「ベスト3」を選ぶのも僭越かなぁと思ったり、実際、コレはと思う作品に(1点しか)出逢えなかったり、そうこうしているうちにクリスマスが過ぎてしまったので、昨年は紹介を見送ったんですね。

で、今年も何点かは読んだのですが、3点は無理なので、毎年1点ずつ「宗南セレクト」の名作をご紹介するという企画に切り替えました。

       *   *   *

というわけで、栄えある(第1回 本間宗南セレクト「クリスマス絵本」大賞受賞作はこちら。

◎297クリスマスのおくりものジョン・バーニンガム/さく 長田弘/やく 1993年11月10日、ほるぷ出版、1600円(Harvey Slumfenburger's Christmas Present, by John Burningham, Walker Books, 1993)

<あらすじ>

クリスマス・イブの夜、やっとうちに戻ってきたサンタとトナカイたちは、すっかりくたびれていました。
何しろ、世界中の子どもたちに贈り物を届けてきたのですから。

どうやら、1頭のトナカイは具合が悪いようです。
途中でお腹が空いて、食べてはいけないものをかじってしまったのでしょうか。

トナカイたちを休ませると、サンタもパジャマに着替えてベッドに入ろうと…



     

サンタは息が止まるかと思いました。

なんと、袋に1つ、贈り物が残っているではありませんかっ。

それは、ハービー・スラムヘンバーガーへの贈り物でした。

ハービーは遠く離れたロリー・ポリー山のてっぺんの小さな家に住んでいます。
貧しいので、サンタが贈り物をあげなければ、誰からももらえません。

ハービー・スラムヘンバーガーに贈り物を届けなければならない。

サンタは思いました。

そして、パジャマの上から赤と白のコートを着ると、贈り物の袋をかつぎ、眠っているトナカイたちを置いて、とことこ歩き出したのでした。

       *   *   *

やがて、サンタは飛行機乗りに出会いました。

申し訳ないが、手伝ってもらえまいか。

2人はロリー・ポリー山に向かって、夜の空を飛び続けました。
ところが、雪が激しく降り出し、飛行機は墜落してしまいました。

もう、だめです。サンタさん

       *   *   *

仕方なく、サンタが再び歩き始めると、ジープを持つ男に会いました。

申し訳ないが、手伝ってもらえまいか。

2人はロリー・ポリー山に向かって、野原を横切り突っ走っていきました。
しかし、山道でスリップしたジープは、カーブを曲がりきれずに道を飛び出すと、木にぶつかってしまいました。

もう、だめです。サンタさん

       *   *   *

サンタは歩いて丘を下り、川を渡り、今度はバイクに乗せてもらった…のですが、そんなに遠くまで行かないうちに凍った道でひっくり返ってしまいました。

もう、だめです。サンタさん

       *   *   *

ロリー・ポリー山への道は、まだまだ遠く続きます。
サンタの旅も続きます。
多くの人に出会います。

さてさて。
サンタは、ハービーに贈り物を届けられるでしょうか。
人々は、サンタをハービーの家へ届けられるでしょうか…

<感想など>

名手・バーニンガム心震わす詩人・長田弘という黄金の組み合わせ。

物語づくりのお手本のような設定と展開、全ページから滲み出る可笑しみ。
この世界に小さな奇跡を起こす、その舞台裏で繰り広げられるドタバタと、そこにも訪れる小さな奇跡の数々。

くすくす笑いながら読んでしまうのですが、読み終わってよくよく考えてみると、じわっと感動が…。

バーニンガムの作品の中でも、私は一番好きです。

クリスマス・イブの夜、明朝のプレゼントを待つ子どもと一緒に読むのにうってつけの一冊

…をクリスマス・イブに紹介しても、間に合いませんよね(笑)。


来年、ぜひ、どうぞ




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