カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

本間宗南

Author:本間宗南


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


ご来場者


検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

おすすめ絵本68:るるるるる

るるるるる_convert_20140705183613

2014年7月9日(水)

先日のこと。

(前日、飲み過ぎたため)あまりに眠くて、仕事を早々に切り上げ帰宅したんです。
そしたら、うっかり子どもたちが食事を終える時間にぶつかってしまいまして、一緒に寝よう、だから早く風呂に入ってこいというんです。
つまり、晩飯抜きで添い寝しろってこと。

どうせ晩飯はいつも真夜中なんだから、まあいいかと、ともかく風呂に入ろうとすると…

   ねえ、クイズ出すよ(何かカードを取り出し)
   お父さん、お風呂に入るから。
息子  みてみて〜(ぬり絵帳を広げ)
   お、自分で描いたんだな。
嫁さん これみて。(息子が紙切れに描いた落書きを指さし)
   どうして 風呂に入るって言ってるじゃん。
嫁さん お姉ちゃんが小さい頃に描いてたウサギさんに似てない
   ああ、似てるね。
息子  自分で描いたの〜(ぬり絵帳を広げ)
   ああ、自分で描いたんだな。
   るびーにゃんは何で攻撃するでしょうか(カードを見ながら)
   (知るかっ)るびーにゃんて何
   るびーにゃんは炎で攻撃するの(カードを私に見せながら)
   お、恐いね(だから、るびーにゃんて何
息子  みてみて〜(ぬり絵帳を広げ)
   みたよ。よく描けたな。
嫁さん そうだ「るるるの本」読んでもらったら
   だから、どうしてっ 風呂に入るっつってんじゃんっ
嫁さん 「る」しかないから、難しいの。だから、フシをつけたりしてね、…

…と、まだまだ続く嫁さんの解説を背中に、風呂場へ逃げ込む私であった…。

     *   *   *   *   *

…という、「るるるの本」がこちら。

◯437るるるるる五味太郎/作、1991年4月、偕成社、1000円

飛行機が空を飛ぶ、そのプロペラ音(エンジン音)を「るるる」と表現するのですが、物語の顛末がほぼすべて「る」で表現されるわけです(一部、「れ」と「ぐ」あり)。

でもって、ちゃんと起承転結になっているのが、五味氏のすごいところ。

これを読むのは、はっきりいって、めっちゃプレッシャーかかります

主人公()たるプロペラ機が遭遇する状況から心情()までを単純な「音」だけで表現しなければならないので、速度、抑揚、間…もてる技術と想像力をすべて駆使しなければなりません。

もっとも、ハードルが高いだけあって、それなりに工夫すれば…、わりとウケます(笑)。

乳幼児から小学生まで比較的広い年齢層で楽しめ、かつ読み手も聞き手も前のめりになる、絵本というものを設計し尽くした極めつけの1冊。


五味太郎、まっこと恐るべしっ

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sounanh.blog.fc2.com/tb.php/377-3848f27f

 | ホーム |  page top