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ちょっと気になること その3

2014年7月1日(火)

こんばんは、本間宗南です。

本日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が出されたそうですね。

私、正直に申し上げて、この決定自体を云々するだけの見識を持ち合わせておりません。
今の私の知識と思考の量では、私自身さえ納得させることができないでしょう。
また、感情や直観に頼らず、ましてや「戦争反対」の一言で済まさず、日本を取り巻く環境や将来のことも見据えて、慎重に考えるべき問題だとも思っています。


…ただね。


どうして、説得や合意形成のための努力をこうもあっさりと放棄するんでしょうね、あの人は。

いつの記事だったか見つけられませんが、以前にもこのブログで似たようなことを書きました。
------------------------------
憲法9条を改正したかった彼は、
憲法改正手続きを定めた96条に則って、国会両院で総議員の3分の2の賛成を得るために説得、あるいはそのための国民の合意形成に努力する…
という道を選ばず、
96条を改正して3分の2の賛成がなくても9条を改正できるようにしよう
と考えました。

あったまいい〜

人物観察としては実に興味深いことに、この人は、こういう状況に直面したとき、こういう方向に考える人なんだ…
------------------------------
というような趣旨のことを、書いた記憶があります。

そして、96条の改正に失敗した彼は、今回、

「仕方ない。憲法本来の精神に則り、国民の合意形成に取り組むか」

とは考えず、

「ええい、だったら憲法を改正しなくてもできる別の方法を見つけよう

という方向に考えたわけですね。

     *   *   *

これで思い出すのが、(ちょっと話が飛びますが)かつてのライブドアの株式分割。

あのとき、「これはヒドい」と思いました。

詳細は省きますが、それは、そうした行為を取り締まる法制度が整っていなかったという意味で違法ではなかったけれども、株式分割制度の本来の趣旨からは明らかに反する行為でした。

今ごろ書いても後知恵と笑われるだけですが、私は、ビジネス界のトップランナーが、法制度本来の趣旨に沿うのではなく、その抜け穴を突こうとしたことに、何とも言えない危うさを感じ、あの寵児に不信感を抱きました。

     *   *   *

関連して、ある大学の先生に、こんな話を聞いたことがあります。

先生が学生さんに質問しました。

「どうしたら、金を儲けることができると思う?」

学生さんたちは答えたそうです。

「何か、悪いことをする。」

つまり、若者たちは、何らかの不公正な方法や違法な行為によって抜け駆けをしなければ、金を儲けることはできないというイメージを、日本社会に対して抱いていたのでした。

     *   *   *

これは、ざっくり言って、制度に不備や歪みが生じ、システムが正常に機能していないことを意味します。

そして、それは資本主義システムであれ、民主主義システムであれ、同じこと。

彼が制度の趣旨に沿って努力するのではなく制度の抜け穴を突こうとしたのなら、それは日本の民主主義システムに不備や歪みがあって機能不全に陥っており、その抜け道を通りたくなるような誤ったインセンティブが彼に与えられていると考えるべきでしょう。

そして、彼のような立場の人物がそうした行動をとることで、制度はさらに歪み、さらなる機能不全に陥っていきます。



どっちを向いても危ういなぁ、この国は。
子どもたちが成人するまでに、もうちょっとまともな社会にしないと、子どもたちに申し訳ないやら恥ずかしいやら…。


以上、ちょっと気になったものでf^_^;)

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コメント

世に二つという名器

過日も、似たようなことを書かせていただきましたが、
有権者側の想像力の乏しさが、近年著しいと感じています。
わたしに「見る目」があるとは申しませんがね。

消費増税に賛成しておきながら、いざ税率アップして、
家計に影響が出てから「こんなはずではなかった」と気づく。
ひどい人になると、来年の再アップに賛成(のまま)だったりして。

「痛みを伴う改革を!」と言われて、賛意を示しておきながら、自分が痛くなるとは思わない。
その方策が「全ての改革の入口」なのはどうしてなのか、疑問に思わない。
少なくとも2000年代の始めから、あからさまになってきたように思います。

政治家の側も、随分安直になったように感じます。
例えば…売上税という名前がつく前から、何度もトライを重ねて、
消費税導入に至ったのですから、好き嫌いは別にして、
時間をかけるところはかけて、中身と策をよく練るべきなんですが。
理解も深くなって、内容もよりましになる(こともある)のだから。

そもそも反則技が正攻法を駆逐してはならない、はずなんですが。


まあ…「最重要課題」がいくつもあること自体が奇怪。
「重要課題」が数多くあるのは、変ではありません。
「最重要課題の一つ」なら、まだわかります。
2014-07-06 21:45 | 緑青 #- | URL [ 編集 ]

だれとく

偉そうに書いちゃいますが、
今回のような、すぐにはぴんとこないテーマ(事象)は、
「誰のため」または「誰が得をするか」の視点で考えると、理解が早くなると思います。

集団的自衛権、誰のため?
ホワイトカラーエグゼンプション、誰が得をする?
海江田降ろし、誰が熱心か?
…云々。


2014-07-06 22:07 | 緑青 #- | URL [ 編集 ]

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