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おすすめ絵本62:絵本 化鳥

化鳥1_convert_20140227001543

2014年3月14日(金)

アクセスしてくださっている方々がいるのに、なかなかブログが書けず、ホント申し訳ない気持ちです。

実を言うと、この記事もまぁ、一月くらい前に書こうと思ってから、数行書いては寝てしまい、2〜3行書いてはまた寝てしまい…、本日、ようやくアップできました。

     *   *   *   *   *

ええと、以前、第47回造本装幀コンクールのことを書きましたが、実は昨年の受賞作でもう一つ心惹かれた作品がありまして、本日はそちらをご紹介します。

◎350絵本 化鳥泉鏡花/ぶん 中川学/ゑ、2012年11月4日、国書刊行会、1900円

こちらは、読書推進運動協議会賞というのを受賞しています。

泉鏡花の『化鳥』って、あの『化鳥』って思われる方もいらっしゃるでしょうが、その『化鳥』です。

街やら学校やらの人たちをみんな動物にたとえたりして、最後に、川に落ちた自分を助けてくれた天女はおっかさんだったのかなぁ、という話。

正直に言うと、泉鏡花はちょっと苦手。
独特の文体で、読みにくいというか、とっつきにくいというか。
旧字版は、なお難しい。

その点、本書は絵本なので、大幅に短縮しているのですが、要約というよりは抜粋。

母親と少年との関係に焦点を当てて文章を抽出、くわえて新字、現代かな&総ルビ。
(「あとがき」によれば、<けずる>のではなく、<とりだす>とのこと)

おかげで、鏡花の文体や音のリズムを味わえて、かつ読みやすく、
さらに、物語の中枢が浮かび上がっていてストーリーを追いかけやすい。

そして、そして、絵(ゑ)が傑出。
簡潔、明快、ユーモラス。

1枚だけ紹介すると、こんな感じです。
化鳥2_convert_20140227001605

ちなみに、イラストを手がけた中川学氏は、お坊さん兼イラストレーターという方。


なお、本書は泉鏡花の生誕地・金沢市が主催する泉鏡花文学賞40周年記念プロジェクトとして、当地にある泉鏡花記念館が企画編集したものとのこと。

     *   *   *   *   *

ああ、もっと書きたいことはあるんですが、もう(休日)出勤せねば。

どちらかというと、大人向きかもしれませんが(娘の反応はイマイチ)、

しかし、子どもの頃に、このような美しい音と絵に出会っておくことは、

決して意味のないことではないと思うのです。


それではっ

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コメント

お忙しそうですねぇ

どうぞ無理はなさいませぬよう。

あ、一応?ご報告。
今日、とある俳優さんのファンクラブイベントに行ってきたのですが、
現在6ヶ月と2歳のお子さんがいらっしゃるので
差し入れを、と思いこちらのブログで紹介されていました絵本を参考にさせていただきました。
いやー、助かりました(笑)。

ちなみに「ぜったいぜったいねるもんか!」と「サーカス」の2冊にしました。
2014-03-17 01:09 | DANNY #- | URL [ 編集 ]

これは光栄!

絵本選びの参考にしてもらえるというのは、このコーナーの趣旨の1つでもあるので、とってもうれしいです。

ここまで、「読んだ」リストに登録してあるのは400冊弱なのですが、リストに登録する作品を選ぶのにも数冊は眺めているので、そのリストのなかからさらに選んだ作品は、やっぱり名作が多いなぁと思ってます。
2014-03-21 02:38 | 本間宗南 #- | URL [ 編集 ]

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