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おすすめ絵本63:でんでんむしのかなしみ

でんでんむしのかなしみ_convert_20140411001737

2014年4月13日(日)

久々の「おすすめ絵本」コーナーです。

言い訳を始めると長くなるので、すっ飛ばしてこちら。

◯368でんでんむしのかなしみ新美南吉/文 鈴木靖将/絵、2012年2月1日、新樹社、1200円

<あらすじ>

一匹のでんでんむしがありました。

ある日、でんでんむしは大変なことに気づきます。

今までうっかりしていたけれど、私の背中の殻の中には、悲しみがいっぱい詰まっているではないか

でんでんむしは、友だちのでんでんむしを訪ねて回ります。

私はもう、生きていられません

しかし、友人たちは答えます。

あなたばかりじゃありません。私の背中にも悲しみはいっぱいです

とうとう、でんでんむしは気づきます。

悲しみは誰でも持っているのだ。私は、この悲しみをこらえていかなきゃならない

そして、でんでんむしは、もう嘆くのをやめたのであります。

<感想など>

新美南吉といえば、「ごん狐」や「手袋を買いに」などで広く知られる作家。
そういえば取り上げてなかったなぁと思いまして、(今さら何を紹介すればよいかと悩んだのですが)私の一番好きな作品を紹介してみました。

童話というべきか寓話とよぶべきかはさておき、これ以上ないというほど単純明快かつ素朴にして、奥の深いストーリー。

詩や和歌のように洗練され、研ぎ澄まされていて、大人の鑑賞に堪えうる…という以上に、大人の心にも訴える作品だと思います。
(子どもはどうなんでしょうね。ウチの娘の反応はイマイチでしたf^_^;)

       *   *   *

ちなみに、この作品も文庫から絵本までさまざまなヴァージョンで出版されていますが、この鈴木靖将氏の手になるイラストは、もう画期的というべき美しさと哀しさがあって、その意味でも一番のお勧めです。

ちなみにのついでに、本書末尾には保坂重政氏の短い解説「悲しみの向こうに」が付されているのですが、それによると、1998年の国際児童図書評議会において、美智子皇后が「子供時代の読書の思い出」と題する基調講演で本作品をご紹介され、それから広く知られるようになったとのこと。

で、ホントに偶然なんですが、このブログを書くための情報確認で、新美南吉記念館のホームページを見ていたら、こんな記事が出ていました。

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■「皇室の窓」スペシャル~美智子さまの“お言葉”で綴る心の旅路~(仮)(BS JAPAN)
美智子さまと南吉文学についてのエピソードが紹介される予定です。
日時 2014年4月13日(日)19時~21時
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…って、今日じゃん


ご興味のある方は、ぜひどうぞ。


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