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稽古日誌 その14

2013年11月22日(金)

先々週から今週にかけて、新企画の打ち合わせやら取材やら、おまけに人事考課などもあり、ど〜も落ち着きません。

しかも、週の前半は気分的に稽古を引きずっちゃってまして、仕事中にいろんなシーンのアイデアが浮かんでくるものですから、もう、頭の中がしっちゃかめっちゃかです。

ここだけの秘密ですが、同僚の皆さん、月曜から水曜くらいまでで、私が席に座ったまま長らく黙〜ぁってたら、それは芝居のことを考えていると思って間違いありませんm(_ _)m

     *   *   *   *   *

さてさて、17日(日)の稽古日誌でした。

この日はみのちゃんが風邪でダウン。

というわけで、またもや濱くんの特打。
ただし、フロアの他の部屋がすべて埋まっていて、何やら話し合いをしているようだったので、声は抑えめに。
周囲にご迷惑をおかけしては、施設を使わせてもらえなくなりますからね。
(なのに、暴走した濱が絶叫し、隣の部屋の方に叱られてしまいました だから、コントロールしろって言ってるだろっ

     *   *   *

4場〜6場を流した後、1行ずつ再検討。
紫ちゃんにも、新しい要素を与えて、2人がもっと絡むように演技を修正。

しかし、どんな注文を出しても、脚本の解釈が凝り固まってしまって対応できず、

ああ、オレは頭が固いなぁ〜

と嘆く濱くん。

それはねぇ、以前にも言ったけど、「〜したい/〜したくない」「〜でありたい/〜になりたくない」という君の願望を反映したものなのだよ。

そして、
その願望から君が外れないように君を規定している君の中核的思考(濱の中心にいる人格ということで、濱中<ハマチュー>とでも呼ぼう)が、
役者としての君(略して役濱<ヤクハマ>と呼ぼう)を支配し束縛しているので、
どんな本を与えられても、濱中の望むように作品をねじ曲げて読んでしまうのさ。

君はまだ、自分が支配されていることに、気づいていない。

だから、
なぜ自分の解釈が、ある特定の方向へ、方向へと、流れていってしまうのか、分からない。
なぜ僕の与えた演技のうち、ある特定のタイプの動きだけが、稽古を重ねるなかで消え去ってしまうのか、分からない。
…というか、削り取られてしまっていることに、気づいていない。

君は、
あ、いや、考えているうちに、別のが思い浮かんだので
あ、そういえば…。しまった、忘れてました
なんて答えるわけだけど、いいや、違うよ。

それは、濱中が拒否しているのだよ。

     *   *   *

ただし、僕は濱中を悪者だとは思わない。

彼は、君を守っている。
君が道を外さないように、この社会の中で真っ当に生きていけるように、君を導いている。

彼のおかげで、君は「不器用だけど、いいヤツ」なのだよ。

君は、濱中に感謝こそすれ、彼を非難する立場にはない。

     *   *   *

しかし、しかし、一つだけ問題がある。

舞台に立てるのは、役濱ただ一人でなければならない。

ひとたび板に乗れば、役濱ただ一人が、自由自在に動けなければならない。

だから、君は、濱中とよくよく話し合って、折り合いをつけなければならない。

濱中から見て、
役濱は許しがたいことを次から次にやらかすわけだけど、
それは、あくまで、舞台の上のこと。
役濱は板の上にしか登場できない。
だから、そのかわりに、板の上では自由にさせてやってほしい。

そんなことを話して、安心させ、納得してもらわなければならない。

     *   *   *

でもってだねぇ、

そのために何としても必要なのは、

君が、自分の中に住まう濱中の存在に気づくこと。
濱中をよくよく観察して、その正体を理解すること。

そうすれば、
役濱を舞台上で解放してやることができるだけでなく、
濱中という実に興味深い人格を、役濱の引き出しの一つに加えることができる。

結局のところ、そうやって自分と向き合い、ちょっとばかし冷めた目で、自分の中に確かにあるさまざまな感情や思考を見つけ出し、(苦しかったりもするけど)引っ張り上げて、客の前に取り出して見せるのが、

きっと、役者(さらには表現者と呼ばれる人々)の仕事なんだろう…

とまぁ、思うんだよ。

     *   *   *   *   *

じゃ、手始めに、濱中がどんなヤツで、役濱をどんなふうに操っているのか、それを観察するところから始めよう…


というのが、明日の稽古の課題だね。


あ、紫ちゃん 月曜日に会社で企画書を書いてたら、フッと思いついちゃったので、新しいこと始めるよ
…てなわけで、先週のオーダーは忘れてくださいm(_ _)m
(そんなの、アリ





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