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チョコレートつながり その2『チョコレート戦争』

チョコレート戦争_convert_20130704233835

2013年7月5日(金)

さてさて、チョコレートの続きです。

今回は、絵本…ではありませんが、児童文学の巨匠による超名作の登場。

◯261チョコレート戦争大石真/作 北田卓史/絵、1992年2月(新・名作の愛蔵版。初版(童話プレゼント版)は1965年)、理論社、1200円

<あらすじ>

小学校の帰り道、光一と一緒になった明は、
妹のためにシュークリームを買いに行くという光一について、町一番の洋菓子屋

金泉堂へ。

しかし、シュークリームを買うのに、あと20円足りない!

店を出で、ショーウィンドーに飾られた「チョコレートの城」をがっかりしながら眺める光一と明。

と!

パシッと、鋭い音がしてショーウィンドーが砕け散る!

驚いて、思わず逃げようとしたところを店員につかまる光一と明。

店の主人・谷川金兵衛の前に引っ立てられ、問答無用で犯人扱いされる2人。

駆け付けた桜井先生が弁明するも、聞く耳なし。

マジ切れする桜井先生、笑い飛ばす金兵衛。

     *   *   *

翌日。

名誉を傷つけられた光一は、金泉堂と戦うことを決意。

仲間を集め、金泉堂の「顔」である「チョコレートの城」を盗み出す計画を立てる。

     *   *   *

が!

計画は金兵衛に筒抜け。

策をめぐらす金兵衛。

危うし、光一!

チョコレートをめぐる闘いの結末は…

<感想など>

以前にも書きましたが、私の「おすすめ絵本」リストには、わんぱくモノが少ないのですが、何となく、理由がわかりました。

私、(息子をもつ)親の目線で見ていたんですね。

わが息子もそうなんですが、

いたずらというか、
がさつというか、
乱暴というか、

とにかく、問題児なんです。
もちろん、

問題児じゃない子どもなんて、いないさっ

と笑い飛ばせば、まぁ、それまでなんですが、それにしても、

なんで、そんなこと、するんだっ

ということを、次から次へとやってくれます。

それでついつい、わんぱく小僧を見ると、たとえ絵本のなかでも

こらっ!

と思ってしまうわけですね。

     *   *   *

ところが!

本書を読んでいると、私まで、なんとか金兵衛に一泡吹かせてやりたいっ、と心から思います。

つまり、40もとうに過ぎたおっさんを「男の子」に引き戻してくれる力が、この本には、ある、わけです。

これぞ巨匠のなせる技なのか、
それとも、
本書を読んだ子ども時代の記憶が甦るからなのか…。

ついでに言うと、これには、北田卓史氏の絵も、確実に影響していると思います。
(皆さん、子どもの頃に、ぜったい見てるでしょ、このタッチ)

     *   *   *

それから、今回あらためて読み直してみて、私がとてもよいと思うのは、

犯人にされてしまった光一が、間違っても、

疑いを晴らすために、真犯人をつかまえよう

なんていう、

つまらなくって、
くだらなくって、
陳腐きわまりないことは、

ぜ〜ったいに考えなくて、ただもう、

仕返ししてやろう
(正確には、「ぺちゃんこにへこまして、あっといわせ」てやろう)

と考えるところ。

そうでなくっちゃ、「男の子」とは言えないな!
(え、そうでもない?)

     *   *   *

さ。
次回も私の好きな「チョコレート作品」をご紹介。

ではでは
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