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坂と階段

2013年6月29日(土)

実はこの頃、引っ越しを考えてまして、チラチラと物件を見に行ってるんですが、本日は思い切って範囲を広げ、東京都も内陸奥地へ。

青少年時代は平地ながら山のふもとで育ち、20代のほとんどを多摩・八王子・相模原方面で過ごした私は、だいたいの感じがわかっていたので、嫁さんに

多摩川を越えると、山だよ。

と言っておいたのですが、平地でしか生活したことのない嫁さんは、やはり「山だよ」ということの意味がピンときていなかったらしく、

坂と階段

に呆然。

当たり前ですが、平らな道がない。
上った後には下りがあり、下った以上は上らねばならない。
常に体が傾いている感覚に戸惑いながら、地元のおばちゃん・おばあちゃんたちにあっさり抜かれていく屈辱を味わった嫁さんは、しばし衝撃から立ち直れない様子。

     *   *   *

そういえば、新婚旅行で山登りのツアーに参加した折のこと。
翌朝、同行だった年配夫婦のご主人の方が、

奥さん、足、大丈夫かい?
ご主人(=私のこと)のほうは、ちゃんと歩き分けてたけど、
奥さん、上りも下りも、あんなにバッタンバッタン歩いてちゃ、
足にキちゃうよ。


なんて言ってたのを思い出しました。

だったら、昨日、言ってくれよ。

というツッコミは置いといて、私は山登りの訓練なんて、何もしてませんが、何となく身に付いているんでしょうね、子ども時代から。

     *   *   *

反対に、怖いのは、



先日も少し書きましたが、内陸育ちなもので、海辺に暮らした経験がまったくありません。

東海道線に乗る度、

ああ、こんな雄大な海を毎日のように見て育った人は、世界観や人生観も違うんだろうなぁ。

なんて思い、チラッと憧れやら羨望やらが胸をよぎったものでしたが、台風やら津波やらのニュースに接する度、

あんな怖い場所には住めない

と恐れおののき、自分がつくづく内陸型の人間なのだと思い知らされるのでした…。

     *   *   *

これも当たり前ですが、
山であれ、海であれ、怖くない自然などというものはなく、
私たちは、有形無形の自然の恵みに依存しながら、しかし、
自分たちが暮らしやすいように自然を加工してきたわけで、

平野に発展した都市部は、やはり人間に都合がよく、
自然に近づけば近づくほど、ぶっちゃけ、不便です。

田舎育ちの私ですら、実家に帰省する度、

お、不便だ。

と感じるわけで、その(都会人から見た)不便さを織り込んだ生活に馴染み、脳と体が受け入れるまでにしばしの時間を要します。

     *   *   *

現実問題として、予算の都合から(相当な)郊外に移ることは間違いないとすると、

要するに、物件探しとは、建物をアレコレ吟味し選択するという以上に、
都市を捨て郊外に暮らす覚悟を持つための巡礼なのだということを、

ホント、痛感した一日でした。



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