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おすすめ絵本37:編みもの ばあさん

編みものばあさん1_convert_20121202130649

2012年12月1日(土)

本日は、嫁さんが午前中から昼過ぎまで外出したため、

洗濯物を干し
(と思ったら、ピンチハンガーを折ってしまい、スズランテープで縛って急場をしのぎつつ、嫁さんに謝罪&「帰りに買ってきて」メールを送り)
朝食の食器を洗い
娘に絵本を読んでやり
(1冊だけという約束だったのに2冊読まされ)
(息子を追い払いつつ)風呂を掃除し
2人におやつをちょっとだけ食べさせ
息子のオムツを替え
昼飯にお好み焼きを作り
(朝、嫁さんから残っているキャベツで作れと指定されたので)
娘がまき散らした青のりを片付け
(手伝いたいって言うから…)
昼飯を食べさせ
息子に風邪薬を飲ませ
2人の歯磨きの仕上げをし
息子がウンチをしたため再びオムツを替え…

…たところで嫁さんが帰ってきたので、急いで着替えて取材へ。
片道2時間、電車の旅。
帰宅したのは22:30ですわ。

       *   *   *   *   *

というわけで、ヘトヘトですが、今週もご紹介。

◯148編みもの ばあさんウーリー・オルレブ作 オーラ・エイタン絵 もたい なつう訳、1997年11月8日、径(こみち)書房、1500円(Uri Orlev & Ora Eitan, 1997)

<あらすじ>

ある日 ちいさな町に
おばあさんが やってきた
編みぼうをいれた ちいさなかばん
もっているのは それだけだった



おばあさんは住む家を探したけれど、見つからない。
冷たい石に腰掛けて、疲れた足を温めようと
毛糸と編みぼうで、スリッパを編んだ。

さて、スリッパをどこへ置こう。
おばあさんは、急いでじゅうたんを編んだ。

さてさて、次はじゅうたんをどこへ敷こう。
おばあさんは、たちまち床を編みあげた。

床ができると、今度はベッド。
シーツに、毛布に、枕も編んだ。

壁に、窓に、屋根に、柱に、
テーブルに、ポットに、ティーカップ、
芝生に、花に、…

おっと、ここが大事、

ゆっくり、じっくり、丁寧に、
おばあさんは、
2人の子供を編みだした。

にこにこ心と、めそめそ心、
いたずら心も、編み込んで。
編みものばあさん2_convert_20121202130923

だのに、学校の先生は、

毛糸の子どもは お断り!

これに怒ったおばあさん、編んだ車で町役場に乗りつけた。
けれど、町長さんと助役さん、

編んだ子どもは お断り!

こんな無礼は許せない!
ヘリコプターを編んだおばあさんは、大臣のもとへ…

この国に、編んだ子どもは お断り!

そうこうするうち、毛糸の家は観光名所に。
ちいさな町に、国中から見物客が押し寄せた。

そこで慌てた町長さん、町のみんなに呼びかけた

おばあさんの家は 特別な場所
大事に大事に 守りましょう


ところがどっこい、すごく怒ったおばあさんは…

<感想など>

作者のウーリー・オルレブ氏は、ポーランド生まれのユダヤ人。
ポーランド軍の軍医だった父親はソ連の捕虜に、母親はゲットーで銃殺、本人もベルゲン・ベルゼン強制収容所(独)で終戦を迎える。
その後、イスラエルに渡り、児童書作家となる。
1996年、国際アンデルセン大賞を受賞。

イラスト担当のオーラ・エイタン氏は、イスラエル生まれ。
エルサレムの美術学校で教鞭をとるかたわら、絵本や挿し絵を手がける。

イスラエル人の作品がなべてそうだなどと言えるほど、私は読んでいませんが、
この作品から感じられる芯の強い反骨精神の背景には、こうした著者の出自も関係しているのかなぁと
ついつい思ってしまいます。

同じような出自の作家による印象深い作品として、こちらも紹介済みですね。

意図したわけではありませんが、こちらも同じく、もたいなつう(母袋夏生)氏の翻訳です。

あ、何だか堅っ苦しいコメントを書いてしまいましたが、
(ピリ辛な)ユーモアの利いた作品でもあります。

ぜひ、ご一読を。



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