FC2ブログ

カレンダー

12 | 2021/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

プロフィール

本間宗南

Author:本間宗南


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


ご来場者


検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

結婚記念日2021

2021年1月23日(土)

寒いですね。
今夜半から明日にかけて雪が降るかもしれないということで、日中、図書館へ行ったり買い物に行ったりと家族に付き合い、その後は図書館で借りた本や先日買った本を読んで過ごしました。

明日は、持ち帰った仕事でも地道にやりますかね。

   *   *   *   *   *

さてさて。
別に、人様に公表するほどのことでもないんですが(それを言うと、このブログ全体が存在理由を失うんですが)、今年も結婚記念日を祝いましたので、その記録まで。

あ、ちなみに、ホントに単なる記録でして、オチも何もないので、その辺はご容赦をm(_ _)m

       *   *   *

その日、午後早くにピンポーンと宅配屋さんが来て、

嫁さん え、何 何も注文してないけど。(私を見て)あ、また本を買った

と(微妙に非難がましく)私に聞くので、

 え、いや、まあ…(「また」って何だよっ)。

と言葉を濁す私に構わず玄関へ…短いやり取り。

嫁さん うわあ、みんな、お花が届いたよ〜

じゃん。
20210111結婚記念日1_convert_20210123210724

いやあ、年明けって、年末に負けず劣らず忙しいじゃないですか。
だから、ついつい忘れがちな結婚記念日なんですが、
(事実、何度も忘れたことがあるんですが
今回は、クリスマスで冷や汗をかいたので、
早くから、かなり意識していたんですよ。

おまけに、
例年なら年末年始は呑んだくれているので、けっこう懐が寂しい時期なんですが、
今回はホンッッットに呑みに行ってないので、わりと余裕があって、
それで例年よりは、ちょっと奮発してみました(笑)。

まだまだ大変な日々が続くけれども、
力を合わせて、乗り切ろうという
気持ちを込めて。

       *   *   *

で、夜。

いつものごとく、準備を整えたところで、自分の分だけ皿によそって自室へ行こうとしたところ…。

嫁さん ほら、早く
 早くってば

2人の目線を追うと、

息子  …そわそわ、もじもじ。

その後ろを見やると、

20210111結婚記念日2_convert_20210123210753


あ。


 僕の好きなお酒、よく知ってたね。このところ呑んでなかったのに。
嫁さん お酒の種類って、分からないから。何となく、見覚えのあるのを。
 お父さん、このところ体に気をつけてるっていうから、お酒をあげるのもどうかと思ったんだけど、お父さんの好きなものって考えたら、お酒しか思いつかなかったの。少しずつ呑んでね。

笑。

返す言葉もないf^_^;)

というわけで、もらっちゃいました。

ちなみに、息子は今回も「渡す係」で、事前には一切知らされていなかった模様(笑)。

       *   *   *

バーボンのツーンと尖んがった味も好きですが、Jack Daniels(テネシーウィスキー)は同じトウモロコシ系でも口当たりが柔らかくて味わいも深くて、ゆっくり楽しめるというか…、要するに好きなんです。

ただ、ウィスキーはどうしてもロックで呑んでしまうので、つい酒量が増えて良くないなぁと。
だから、平日の家呑みは、もう長らく焼酎or泡盛を青汁で割って(というか、青汁に少し垂らして)紛らわしています。

でも、せっかくのプレゼントですからね、ありがたく、いただかなくては(笑)。

なかなか落ち着かなくて、まだ手をつけていないのですが、
この冬の夜の楽しみとして、チビチビ舐めて過ごしたいと思います。


それだけm(_ _)m

スポンサーサイト



ピロリ菌戦記 その1

2021年1月19日(火)

このところ、どうも胃の辺りが痛いなぁと(>_<;)

とくに、空腹時にキリキリ痛んで、「腹が減ってるからかなぁ」なんて思ってお茶やコーヒーを飲んで誤摩化してたんですが、昨日と今日はいつもよりイヤ〜な感じが続いていたので、

…何はさておき、検索さん。

腹 みぞおち キリキリ 痛み

で、クリック

…候補が出ました。

1. 急性胃炎
2. 神経性胃炎
3. 胃潰瘍
4. 十二指腸潰瘍


あ、そうだ 私は十二指腸潰瘍だったのだ。

これが噂に聞く、潰瘍の痛みってヤツか。

フムフム、原因はいろいろだけど、ピロリ菌のせいってものあるんだ。
ああ、だから、あの女医さんがピロリ菌を除去しろって言ってたわけか。

ほほう、ストレスも原因の1つなんだな。
じゃ、会社のみんなには「仕事のストレス」って言っとくか(笑)。

で…、

あれ、薬を飲めばいいだけ
え、そうなの
洗浄とか、殺菌とか、滅菌とか、撲滅とか、もう、すんごい何かしらをするんじゃないの



…じゃ、薬もらってくるか。

       *   *   *

思い立ったが吉日。

午後一番の仕事をササッと済ませて午後半休を取ろう…

と思ったとたんに、ドッとメールが舞い込んできたり、「あのぉ、ご相談が…」なんてのが来たりで、

結局、会社を出たのは16時(T_T)

地元でピロリ菌治療の云々と検索してトップに出てきた病院を調べてみると、こじんまりしてるし、先生もピロリ菌が得意そうだし()、なかなか良さそう。

…というわけで、いったん帰宅して人間ドックの結果報告書を引っ張り出し、いざ病院へ。

       *   *   *

受付時間ギリギリに到着すると、
入口に「午後は混んでいますので、早めに締め切ることも〜」なんて貼り紙があって、
「ええ〜っ、せっかく来たのに〜」とドアを開けると、

がら〜ん

受付の若くて可愛くて仏頂面の看護師さんから差し出された問診票を、これでもかと懇切丁寧に書いて渡すと、奥から出てきた看護師さんと何やらヒソヒソ話。



数分後、診察室のドアがバタンと開いて、ネットで見た顔が「本間さ〜ん、ど〜ぞ〜」と直接お出迎え。

       *   *   *

早速、これまでの経緯と事情を話し、人間ドックの報告書を見せると、

はいはい、
あ、胃カメラ飲んでね…、
ええ、ええ、十二指腸潰瘍と、
ほうほう、ピロリ菌は陽性ね、
生検(生体検査)もやって、
おっ 血液検査は〜、大丈夫そうですねぇ…


すげえ、書いてあることの意味が、全部わかるんだ。
(当たり前かf^_^;)

       *   *   *

じゃ、まず、十二指腸潰瘍の治療から始めましょう。
ピロリ菌は、抗生物質を飲まなきゃいけないんでね。
潰瘍が治らないままピロリ菌治療をやっちゃうと、
十二指腸が痛んじゃう場合があるんですよ。


へえ…、


でも、ピロリ菌が原因で十二指腸潰瘍になってるんだったら、
ピロリ菌を撃退しないまま十二指腸を治療しても、治らないんじゃないの

お、これはジレンマだぞ

ピロリ菌を退治しないと十二指腸潰瘍は治らないが、
十二指腸潰瘍を治療してからでないとピロリ菌を退治できない…

に、鶏が先か、卵が先か、これは難し〜…

とも思ったんですが、先生に悩んでる様子がまったく見られなかったので、素直に従うことにしました。

薬を4週間分、出しておきますから、飲み続けてください。
飲み切ったら、また来てもらって、
それからピロリ菌の治療に取り掛かりましょう。


あ、ホントにそれだけなんだ。
何だか、処方箋を書いてもらうためだけに来たようなもんだな(笑)。

       *   *   *

少しホッとしながら病院を出て、近くの薬局で薬をもらい、
バスの出発まで時間があったので、たこ焼きとチューハイを購入…
したのですが、まだまだ時間があって、寒空の下で並んでいたら、
たこ焼きがすっかり冷めちゃいました。

   *   *   *   *   *

う〜、また痛くなってきたな〜。
晩飯、食べたのに。
やっぱり、酒はよくないのかな
でも、病院で「タバコよりは酒のほうがマシ」って言われたし。



あ、そうそう、

こういうわけですので、「ピロリ菌戦記 その2」は約1か月後になると思いますm(_ _)m


懐かしさの文学:『歩道橋の魔術師』

2021年1月17日(日)

共通テスト真っ只中ですね。
こんな状況下で、受験生も試験関係者も、本当にご苦労様だなと思います。

一方、演劇関係では、今週、こんな動きがあったことも共有しておきます。
WeNeedCulture 20210113 要請文
私は上手く表示できなくて(なぜか上半分が切れてしまう)、結局、ファイルをダウンロードして読んだのですが、皆さんはちゃんと読めるでしょうか

で、かく言う私の週末は、家族の買い物付き合ったり、台所の電気工事に立ち会ったりしつつ、残りの時間はコツコツ仕事をしているのですが…気分転換かたがた、本のご紹介でも。
(私の場合、最新刊を買うことは少なく、また何かのはずみで思い立って感想を書くだけなので、全般に情報が古いところはご容赦をm(_ _)m

   *   *   *   *   *

20210117歩道橋の魔術師_convert_20210117105017

『歩道橋の魔術師』
呉明益著/天野健太郎訳
白水社、2015年
(天橋上的魔術師、夏日出版社、2011年)

本書をいつ何で知ったのか、もう覚えていませんf^_^;)
ただ、私のスマホには、「読みたい本」リストが、「仕事関係」「舞台関係」「その他」に分類されてズラッと並んでおりまして、何かで直ぐ必要な本を買う際に、「他に、何かあったっけな」とリストを眺めて、「あ、また、この本に惹かれた」なんてことが2〜3回あったものを一緒に買うことが多いです。

じゃ、本書の何に惹かれたかというと…、そりゃ、まず、書名がイケてるじゃないですか(笑)。
「歩道橋」に「魔術師」がいるなんて、私の頭からは絶対に出てこない(T_T)

で、帯のキャッチを読んで、「懐かしい匂い」とか「ノスタルジックな」ってのは…あまり求めていないのですが、「よみがえる魔法の時間」「物売りが立つ歩道橋」「台湾で今もっとも旬な若手」なんて文句にフラ〜ッと吸い寄せられて、何か斬新なアイデアやインスピレーション、生命力なんかをもらえないかという(いささか意地汚い)動機で買った…ような気がします。

       *   *   *

作品の舞台は1970〜1980年代の台北、かつて繁華街の中核をなした「中華商場」というショッピングモール。
3階建てで横長のテナントビル8棟が南北1kmにわたって続き、各棟の2階が歩道橋でつながっています。

「連作短編」の形式をとる各小品は、この「商場」という店鋪(兼 住居)施設に暮らす子どもたちの目線を通して、老人から幼児まであらゆる生活者たちの濃厚な生き様を(しかし、静謐に)描き出し、そして折々に登場する「魔術師」がそこに幻想の粉を一つまみ振りかけます。

さらに読み進んでいくと、本書の作家と思しき<ぼく>が、幼少期に出会った「歩道橋の魔術師」についての情報を少年時代の友人・知人たちから聞き集めている…という緩やかなメタ構造が見えてきます。

このため本書は、「一つの場・テーマからなる連作短編」という以上に一作品としてのまとまりを持っているのですが、しかしメタ構造側ーーすなわち物語を聞き集める<ぼく>の現在のストーリーーーは多く語られず、かっちりした二重構造の作品とまでは言えません。

むしろ、二重構造がやんわり示されることで、語り手と聞き手の存在・関係が徐々に見えてきて、
すると、過去の回想とともに、その後を生きる「かつての住人たち」の「現在」もが、端々に浮かび上がってくる…
というほうが似合っているように感じます。

そして、もう一つ重要なことに、その人間模様は、
単に古き良き時代を懐かしんだり、
その喪失を悲しんだりするものではなく、

当時も苦く、切なく、胸苦しい思いがあったのであり、
現在まで続く人生もまた、やり場のない思いの積み重ねであり…、

それを、
いまだに解けない謎、あるいは記憶の陰に引っかかっている棘のような、あの「魔術師」の幻影を追いつつ、現実と幻想、記憶と空想の端境に描いたのが本作品…

ってとこですかねぇf^_^;)

       *   *   *

ちなみに、施設の様子はカバー写真からも窺えますが、Facebookで「中華商場」の歴史を紹介する動画が一番便利かも。
10分足らずの映像ですが雰囲気が非常によく伝わり、またナレーションが(当然ながら)中国語なので私は一言も理解できませんが、漢字のテロップを読むと何となくの情報は受け取れます(笑)。

あ、ただし、動画を先に観るべきかどうかは考えもの。
私としては、(もし「中華商場」を知らない方なら)まずは予備知識なしに本書の描写のみで本作品を味わい、それから動画を観たうえで再読することをお勧めします。

初読時には、簡潔で穏やかな描写が主要人物にレンズを絞り、切なく行き場のない心情を(時に美しく、時に恐ろしい幻想とともに)ひたひたと波打つように伝えてきます。

一方、画像・映像による知識を得た再読時には、余白部分にボッフンッと現れた人、人、人が行き交い、電車や車が引っ切り無しに走り過ぎ…という具合に、騒々しくてエネルギーに満ち満ちたシーンに激変します。
そんな喧騒のなかで、あるいは裏手へ一歩入った秘密の場所で、さらには誰もいない真夜中に、そして人々が見過ごしてしまう一瞬の<magic time>に、物語が埋め込まれているのです。

       *   *   *

…あれ じゃあ、どの辺が「懐かしさの文学」なんだって話を1つ2つ。

著者の呉明益氏は国立東華大学の教授を務めながら小説家でもあり、写真・イラストまで手がけるというスゴい人なんですが、私とほぼ同年代。
(だから「若手」というのは、ちょっと違和感も(笑))

本作品にも作者の経験が反映されているそうで、主要舞台も1970年代後半から80年代にかけてっぽい。
それゆえ…だけでもないですが、作品中にも、
村上春樹、ドラえもん、仮面ライダー、ヤクルト…、
『グレート・ギャッツビー』、ガルシア=マルケス、スタンダール、オースティン…、

…なんか、近い(笑)。
同じ時代、同じ空間を共有してきたような。

しかし、一方では、
(当たり前ですが)淡水河、敦化北路、大甲媽祖宮、外省人、大同電鍋、双十国慶節、陽春麺…など、台湾(・中華文化圏)らしい固有名詞が並び、倪匡、温瑞安、古龍といった私のまったく知らない作家の名が登場します。

この、
似ているようで少し違う、
知っているようで知らない、
そんな感覚って…と思っていたら、

あ、パラレルワールドじゃん

…と。
自分の幼少〜青年時代のパラレルワールドを見ているような気分に陥るのです。

ちなみに、上記の「中華商場」の歴史を紹介する動画なんかもう、<昭和>を観ているとしか思えない(笑)。

カバー写真も「National」(松下電器)がド真前に出ていますが、
汚らしいバラックが白く輝く近代的な商業ビルに取って代わられ、
しかし無数の人々の蠢きによって、あっという間に無秩序で猥雑な空間へと変貌していく様子が、
涙が出るほど<昭和>を想起させます。
台湾と日本の<近さ>をそんなところにも感じました。

もう1つの懐かしさは、私が「若い頃、こういう小説をよく読んだな」と。
穏やかで、ナイーブで、弱々しく社会的な責任を背負っていない人物が登場する物語。
とくに第1話を読んだ直後は、その甘ったるさとイノセントさに、正直「今、自分が読みたい物語ではない」と思ってしまいました。

ただし、第2話にも魔術師が出てきて、「あれ、そういう仕掛けなの」と別の興味が湧いて読み進めるうちに、前述のように複雑な要素が混ざり合い、それでも生き続ける生命力が糸を伝うように染み上がってくると、最近の私の欲求にもまずまず応えてくれていて、最後は気持ちよく読み終えることができました。

その理由の1つとして得心したのが、「訳者あとがき」で天野氏が「どういうものを指すのか〜よくわからない」と断りつつも挙げたキーワード「マジックリアリズム」。
(本書は翻訳企画の提案当時、「三丁目のマジックリアリズム」というコードネームで呼ばれていたそうです)

ああ、そうか。そっちとも、つながっているんだ」と(笑)。

というわけで、私個人としては、当初に期待した「斬新な」何かを手に入れるという下心は叶わなかったものの、「読んでよかったな」と思える作品でした。

   *   *   *   *   *

この呉明益氏ですが、本書の後、『自転車泥棒』という作品が、やはり天野氏によって翻訳されているようですね。
本書のなかでも映画『自転車泥棒』への言及がありましたが、映画とはまったく異なる作品のようです。

個人的には、「訳者あとがき」で紹介されている『睡眠的航線』『複眼人』を早く翻訳出版してほしいと思いましたm(_ _)m

それから、この『歩道橋の魔術師』は台湾でテレビドラマ化され、来月から放送されるとの由。
そうだろうな。
本書を読んだとき、とても(演劇的というよりは)映像的だなと感じましたので、テレビドラマはピッタリだと思います。
日本でも観られないんでしょうかね

…あ、それで思い出した

本書を読んで、『恋恋風塵』を観なきゃと思っていたのを、すっかり忘れていました。
また直ぐ忘れそうだから、「観たい映画」リストに入れておかなきゃf^_^;)


はじめてのカニ缶、ほか

2021年1月14日(木)

緊急事態宣言下、皆様、元気にお過ごしでしょうか

この年度末に7割リモートってのは、ホントきつくてですねぇ、
ウチの会社も「4〜6割目標で、あとは部署ごとに〜」てな感じで、私も周りに「何とか週2日は在宅で〜」なんて声をかけてますが、言ってる自分はほぼ毎日出勤(T_T)

だって、みんなが在宅で不都合なく仕事をするためには、誰かが出勤してなきゃなんですよね〜。

ま、それはさておき。

そんなこんなとドタバタしながらも日常は進んでいくわけでして、
緊急事態宣言後初の連休となった先週末の出来事を、記録かたがた簡単にm(_ _)m

   *   *   *   *   *

まずは、七草がゆ。
皆さん、召し上がりましたか

今年は帰省しなかったので、ちっとも暴飲暴食してないんですが(笑)、

何はともあれ、季節ものということで、腹休め。
20210111カニ缶ほか1_convert_20210111105044
ま、スーパーで買ってきた「七草がゆセット」そのままですけどね。

たしか、前回は「青臭いばっかりで、ぜんぜん美味しくない」と、子どもたちから大不評だったので、今回は塩その他で若干は味付けしたようです。
胃腸を休めるためのものであって、美味しさを求めるものでもないとは思うんですが、それでも今どきの子どもたちが食べられるようにする程度には、ね(笑)。

あ、胃腸で思い出しました。

十二指腸潰瘍の治療に行けって言われてたんでしたっけ

       *   *   *

お次は、地元の小中学校の美術展。
娘の作品が選ばれたというので、行ってきました。

今年は、ご承知のとおりのコロナ禍により、日時指定ありの分散鑑賞…

のはずなんですが、行ってみたら玄関まで続く長蛇の列

たしかに、展示室内は入場制限をして密を避けていましたが、

それを待ってるフロアが密じゃんっ

ただ、まあ、そこは感染者数も少ないド田舎なもので、近くにいたオバちゃんたちも「これがOKなら、成人式でも何でもアリよね〜え」なんて笑いながら、のんびり並んでました。

で、入口で検温してから、ようやく展示室へ。
友達や近所の子どもたちの絵が並んでいるのを1つ1つ眺めながら…





娘の絵がない

ざわつく嫁さん。

が、

娘 じゃあ、工作のほうかも。

どうやら、何を選ばれたのかも知らされていなかったらしく、
(そんなことって、あるのか

あたふたと工作展示室へ。

…と、ありました(笑)。

ただし、娘がボソッと、

娘 ヤダな。これ、まだ作りかけだったのに。

よく見ると、木工細工の一部が塗られていない。
(そんなことって、あるのか…再び)

…ま、そこは、木目の美しさを活かしたということで(笑)。

ともかくも、玄関近くで記念写真を撮って、会場を後にしました。

いやぁ、久々に密 & noisy な空間を体験しました。
(都心の自治体がコレをやったら、クレームの雨アラレでしょうね)

       *   *   *

そして最後は、息子 vs 缶詰

昨今の缶詰って、タブを引っ張るだけで開くようになっているのが、ほとんどですよね。
だから、我が息子は缶切りでギコギコ開けるタイプの缶詰を見たことがない…、

…っていう以上に、缶切りに触ったことがないっ

ということが判明しまして、

しかし、なぜ判明したかというと、

先日、実家から送られてきた小包のなかに、(お歳暮か何かでもらったんでしょうね)カニ缶が入っていたんですよ。
で、嫁さんが「ちょっと、待ちなさい」止めるのも聞かずに中身を漁っていた息子がそれを見つけ、カニの絵を見て喜んだものの、


えっ、どこから開けるんだ


と疑問に思ったらしいんですね。

素晴らしい発見ですね。
疑問を見つけるのは、大変いいことです。

というわけで、嫁さん企画、

「はじめての、缶切り〜

残念ながら、私は自室で仕事をしていて気づかなかったのですが、
台所では、最初の1〜2cmだけ嫁さんがお手本で開けてみせて、
そこから息子が「大格闘の末に」(嫁さん談)見事、開封したのだそうです。
私は子どもの頃、よくコレで指を切ったので、ケガをせずに開けただけでも褒めてやらねば(笑)。

こちらが証拠写真(笑)。
20210111カニ缶ほか2_convert_20210111105110

そのうち、缶切りなんてモノも社会から消えてしまうんでしょうかね。

ちなみに、中身は早速、カニ玉に使われました。
我が家では絶対に買わないような高級カニ缶だったらしく、いつもより数倍も美味しいカニ玉でした。


おしまいm(_ _)m

オンライン観劇日誌:サイマル演劇団『PESTE≠PESTE』

2021年1月12日(火)

いやあ、とりあえず、お湯が出るようになりました。
今回は点火部分の部品交換だけで済みましたが、もう古いので給湯器を買い替えろということだそうです。
ま、蛇口を捻っただけでお湯が出ることの有り難みを思い知りましたからね…買い替えるでしょう、そのうち(笑)。

   *   *   *   *   *

さて、そんなこんなが起こるとは夢にも思っていなかった9日(土)夜、予約してましたこちらを観ました。

20201229サイマルPESTE_convert_20201229113308

サイマル演劇団『PESTE≠PESTE 私たちが望むものは』
原作:E・イヨネスコ(「殺戮ゲーム」)
構成・演出・美術:赤井康弘
於:サブテレニアン(板橋)

この日は我が家のネット環境が非常に調子悪くて、ブチブチ切れたり、途中で止まって冒頭に戻ったりと大変でしたが、何とか最後まで観ることができました。

以下、ネタバレご容赦m(_ _)m

       *   *   *

先日も書きましたように、今回は予備知識ほぼゼロでの観劇。
とある街を舞台に、ペストの流行に見舞われ「死」の恐怖に直面した人々の姿を描くのだろう…という程度の腹づもりで、(泡盛の青汁割を片手に)スタートボタンをクリックしました。

       *   *   *

いつものごとく、振り子の「カチ、…カチ、…」という響きが、観客を迎えます。
薄い幕の向こう、下手奥の暗がりにぼんやり見えるのは、例の車椅子か…。
遠くにざわめき、そして救急車の不吉なサイレン。
唐突に始まる詩の朗読(もしくは独白)。痛み、苦しみ、喪失、あるいは壊れ逝く身体()。

       *   *   *

解体された物語の構成要素は、主に3つ。

夫婦…ひたすら散歩を続ける。
車椅子に座る夫とそれを押す妻という形態をとるが、それはあくまで表象であり、現実の()2人の状態を表示しているわけではない。
夫はすでに病んでいたのか、ペストに感染したのか。
「夫婦」という以外の属性を剝ぎ取られた2人はしかし、登場から死の陰を伴い、死へと歩み続けていく。

街の住人…あるいは道化。
あるときはペストを嘲笑い、あるときは下層民を毛嫌いし、あるときは行政当局を攻撃する。しかし、嵐が過ぎ去ったと思いきや…。

行政当局…救済者、統治者、宣告者、公僕、あるいは死神
欺瞞、虚偽、隠蔽、芝居…、そして処置(
(よく分かりませんでした

薄幕に包まれた舞台上、
前半は主に夫婦の対話が(おそらく)時間軸上を単線的・断片的・間歇的に進むなか、
住人と当局による街の状況説明が組み合わされ、

後半は住人たちの物語それぞれが展開され、
当局がそれに対峙します。

そして時折、何者かによる散文詩あるいは一人称小説の朗読(もしくは独白)が挿入されます。

死にゆく者あり、
家を失って街を去る者あり、
街に残る者あり、

やがて、
唐突にペストが過ぎ去り、人々が悦びの声を上げたそのとき、
何者かによって放たれた火が街を覆い尽くし、

そして、すべてが終わった後、
聴衆にご挨拶を差し上げるべく、姿を現したのは…

       *   *   *

違うかな(笑)

何度か観ているサイマル作品ですが、相変わらず、どう観てよいものかと悩みます。
解体され、要素へと還元された物語。
細部の情報を削り取られ、単一属性の象徴と化した登場人物。
そして、自然な感情を奪い取られ、限りなく記号化したセリフたち。

この状態をそのまま受け止めて、そこから浮かび上がってくる凝縮されたイメージを摑み取るべきなのか、
これらを組み合わせ、想像のかぎりに人物像を膨らませ、自力で物語を再構築すべきなのか。

物語好きな私は、無意識のうちに頭が後者に向かっていくので、今回は、「イメージ、イメージ、イメージっ」なんて思いながら観ていたんですが、やはりダメですね(笑)。

私の再構築した物語が、原作とどれだけ乖離しているか、後日、確認するのを楽しみにしたいと思います。

       *   *   *

その他、そんな私の目線から、感じたこと、思ったことを幾つか。

全体に、もう少し情報を足してくれたらなと。
今作品は40〜50分ほどの小品。あと15分から20分程度でも膨らませてくれたら、もっと理解しやすくなったと思います。
とくに、住人と当局からの情報が乏しくて、街の様子がどうなっているのか、よく分からなかったんですよね。

だから、夫婦がどういう空間にいるのか、街の変化と夫婦の変化とが関連しているのか否かなど、観ていて悩みました。

朗読(あるいは独白)が、あまり印象的ではなかったなと。

ここで独白する者がいるとしたら、死者たち、あるいは死の象徴としての死神くらいしか思いつかないのですが、
ならば最後まで繰り返し登場し、むしろ存在感を高めていくべきかと思うのですが…。
もしや、この朗読(独白)とあのラストは、つながっていないのですかね
この辺は整理がついておらず、見当違いかもしれません

:後日、葉月さんより。本作の初演は東日本大震震災後だったため、むしろ、あの時との重なりが強いのだとか。なるほど、そういうことでしたか。

3つ目として、終盤に、ちょっと違和感と物足りなさが…。
ペスト禍の嵐が過ぎ去る直前、
人々が過ぎし日を懐かしみ、古き家を離れ、新たな生活へと出発するシーンがあるんです。

ふっと、静かな時間が流れて、
美しくて胸に刺さる、切ないセリフが続いて、

ああ、きれいだな。
このシーンのために、今までの苦痛があったのかな。


なんて思いながら、…ながら、…

これ、どこかで聞いたような…

…ってか、モロ『』じゃ〜んっ


う〜、騙された(笑)。
これこそ、どこに紛れ込ませても、背中に元の文脈がべっとり貼り付いて切り離せないシーンの代表格ではなかろうか
この作品、この街の住人と重ねるのは、さすがに無理があるように思いました。

その一方、
中盤、妻が倒れるシーンはあまりに静かで、
終盤、住人が火に包まれるシーンはいささか唐突で、
何がおこったのか、よく分からないままに、あっさり終わってしまいました。

個人的には、あの妻が崩れ落ちていくシーンをじっくり観て、よく考えたかったですね。
それに、当局による不自然なほどの数値発表。
あれは言葉どおりに受け取ってよいのか、あるいは街ごと<殺菌>しているのか、はたまた単なる隠蔽なのか
このあたりは、原作を読まなければいけませんね。

そして、エンディング。
あれは、第二次大戦時、兵士を送り出す別れの歌として流行した曲なんですね。
(後で、調べました)
これが、作品の解釈を悩ませてくれます(笑)。

市民の歌声は、
「きっと、また会えるさ」と勇気づけ合うようでいて、
もう二度と合えない離別から目を反らせるための欺瞞とも思えます。

そして最後に立ち上がり姿を現した彼は、実に禍々しく、私たちの眼前に<死>を突き付けます。

本作は、私たちに何を訴えているのか…

今も上手く言葉にできないのですが、
私の心には、ただ、何か鉛のようなものがズブリと沈み込みました。


ああ、こんなとき、仲間と呑みながら、ああでもない、こうでもないと、とりとめなく(終電まで)議論できれば楽しいのですが…。


お湯は大事

2021年1月11日(月)

寒いですね。
採光を考えて机を窓際に置いているため、窓から冷気がヒタヒタと伝わってきます。
夜も頭が寒いので、ディズニーのピーターパンに出てくるスミーみたいに、帽子をかぶって寝ています(笑)。

       *   *   *

そんななか、よりによってガス給湯器が壊れてしまいました(>_<;)
ガスは通っているのでコンロは使えるのですが、お湯を出せない。

昨日、昼食後に食器を洗っていて、ちっともお湯が出てこないので、「ええい、どうなってるんだっ」と表示板を見てみたら、こんな感じのマークが出ていなくて、おやっと思い、風呂場やら洗面所やらと試してみて、

すわっ、一大事

と気づいた次第。

それからが、また大変で、
表示板に書いてある番号を見て、給湯器会社に電話しても、
「この通話は録音されている」とか、
「ネットでも申請できる」とか、
「○○の人は○番を押せ」とか、
自動音声を長々と聞かされた後に、やっと呼び出し音が鳴った…と思ったら、また、
「順番におつなぎしていますので」とか、
「ネットでも申請できます」とか、
「さっさと、ネットで申請しろよ」とか、
「だから、ネットで申請しろっつってんの」とか、
(一部、ウソ
また自動音声が流れて、ちっともつながらない。

録音するってんなら、一言くらい話をさせろよっ

と私がブチブチ文句を言っている間に、嫁さんがネットで申請。

       *   *   *

とりあえず何が困るって、風呂に入れないのは困るので、コンロで鍋にお湯を沸かしては風呂に運び…、運び…、運び…、

風呂って、大量のお湯を使ってるんですね。
運んでみて、初めて分かる、この大変さ。
日本人って、贅沢だなぁ(笑)。

       *   *   *

と、そんなこんなの合間にも電話をかけ続けていたところ、ようやく19時過ぎにつながって、
ネットでの申請は、まだ入力されていないようで、登録されていません
なんて言われちゃって、そこで初めて登録。
(何のためのメール申請だったんだっ
翌日(つまり今日)、担当者が電話をしてきて修理…の日程を相談する(したがって、修理は明日以降)、という段取りに。

ああ、アレを今夜もやらなきゃいけないんだな。
明日、修理できてなかったら、どうするんだろう。

き〜〜〜っ、給湯器会社、ちゃんとしろっ

と怒鳴り散らしたいところではありますが、
折からの寒波で、テレビに移る光景は雪、雪、雪に振り込められたトラックや家並み。
北日本・日本海側に暮らす人々のご苦労に比べれば、甘ったれてんじゃね〜よってレベルの話なので、グッと我慢ですね。

       *   *   *

あ、実家にも電話しといたほうがいいかな
とりあえず、「よほど積もらないかぎり、雪かきはするな」って言っとかないと。


2021年元旦のことども

2021年1月4日(月)

ああ、明日から会社が始まります。
今日からは出勤モードに戻らねばと、目覚まし時計を5:40にセットしたんですが、二度寝、三度寝と繰り返し、布団から出たのは結局7:20(>_<;)

明日、ちゃんと会社に行けるかなぁ…。

       *   *   *

ええと、大した正月は過ごしてませんが、仕事が始まれば、きっとまた更新する余裕がなくなると思いますので、2021年初日の雑多な記録でも残しておこうかとm(_ _)m

   *   *   *   *   *

朝食

軽く寝坊しての朝ご飯。
例年なら(こればっかりですが)実家でそこそこ豪華なおせちを突ついているところ、今年はスーパーで少量ずつ買ってきた最小規模のおせちに、<丸餅すまし汁>という東西文化交流的お雑煮(笑)。

ただし、手作りも2品。
娘(supported by 嫁さん)が作った出汁巻き卵と、
息子の作ったニンジンを使った紅白なます。
20210104元旦2_convert_20210102150011
いずれも、私が前日に年賀状で四苦八苦している間に他の3人で仕込んだもの。

ちなみに、息子の作ったニンジンというのが、こちら。
20210104元旦1_convert_20210102145955
小さ〜い&短か〜い(笑)。
ま、プランターに植えてベランダで育てたものなので、これくらいが妥当か。
それでも、なますには十分な量だったとか。

あ、2品とも美味しかったと、子どもたちに伝えるのを忘れてしまいました
(何しろ、(クドいですが)自室で独り食べているもので)

       *   *   *

食後に実家へ電話。
今年は2人で静かすぎる正月を迎えているであろう老親。
せめて、孫の声くらいは聞かせてやらねば。

それにしても、毎年思うことではありますが、父親が老けたなぁと。
わしゃぁ、口は達者じゃが、体の中がのぉ
と言っている、その喋り方が、いやいや、往時の倍くらいに時間がかかる。
そりゃ当然だろうと思いつつも、
何とか、あと一踏ん張りでも二踏ん張りでもして、親孝行するための時間を稼いでくれと、願うばかりです。
(もっとも、孫の成長を見てもらうくらいしか孝行する方法を思いつかない…

       *   *   *

それから、近所の神社へ初詣。
お参りには(間隔を空けて)10メートルほど並ばねばなりませんでしたが、
「密」というほどには混雑しておらず、
「寂しい」と感じる以上には賑わっていて、
ま、程よく正月感を味わいました(笑)。

今年は、いつにも増して家族の健康を祈らずにはいられませんね。

あ、世界の平和と地球環境の保護をお祈りし忘れました
仕方がないので、後日の川崎大師…も、今年は厳しいかなぁ(T0T)
(え、祈ってないで、お前も努力しろ

       *   *   *

帰宅後、久々のたこパ
覚えていらっしゃるでしょうか、昨年の娘の誕生日にたこ焼き器を買ったことを。

本当は、クリスマスに友達を招いて<自宅 de たこパ>をやりたかったらしいのですが、みんな忙しくて計画すら立てられず。
そこで、この正月に家族でたこパ第3弾(私は2回目ですが)をやることになったようです。
かつ、前回の経験で、たこ焼きが焼けるまで退屈してしまうことが分かったので、DVDを観ながら作ることに。
作品は、娘のリクエストで『屍人荘の殺人』(今村昌弘作、木村ひさし監督、2019年)。

娘は、若手の人気俳優が出ているからという理由で選んだらしいのですが、
原作はミステリー4冠の話題作でしたので、私も「一応、チェックせねば…」と気にしつつ時機を逸していた作品…

…ですが、ここで感想を書き始めると、また長くなるので割愛。

で、いきなり結果。
20210104元旦3_convert_20210102150026
中身は、キャベツ&紅ショウガ、ウインナー、カマンベールチーズ、そして板チョコの4種類。
(&ソース、鰹節、青のり。マヨネーズは各自のお好みで)
これを3〜4回、焼きましたかね。
映画が終わるまで、約2時間ほどかけて、えっちらおっちら焼いては食べました。

       *   *   *

そして夜。

ごく普通の晩飯を食べた後、
家族は、前日に録画した紅白で好きな曲を聴き直し、
(今回は、コロナ対応でバックダンサーが少なく目がチカチカしなかったし、曲間の一くさりもシンプルですっきりしていたので、全体に見やすかったそうです:嫁さん談)
一方の私は『屍人荘』を自室で視聴し直し、昼間はたこ焼きに忙しくて観られなかった部分をチェック…

…しましたが、はいはい、長くなりますので、感想は割愛(笑)。


そんな、のどかな2021年の元旦でありました

   *   *   *   *   *

以降はまた、週に1回くらい更新できればなぁ〜、というペースに戻ると思います。
暇つぶしにでも「そういえば、宗南はどうしているかなぁ」なんて、覗いていただければ幸いです。

とはいえ、今年は、もっと観劇日誌と食べログ(呑みログ)を書きたいですね。
コロナ禍の収束(できれば終息)を祈りつつ、とりあえず、手洗い&うがいと、マスク着用を励行しようと思います。

ではではm(_ _)m

年賀状の言い訳など 後編

2021年1月3日(日)

箱根駅伝、実施できて、よかったですね。
それにしても、旗を振って応援する人々の姿が少ないのは、見ていてちょっと寂しい。
いつもは沿道に観戦者が鈴なりに並んで、声援を送ってましたもんね。
とはいえ、中止になるよりはずっといい。
さてさて、今のところ創価大が1位を守っていますが、この先、どんな展開が待っているのでしょうか

       *   *   *

あ、それどころじゃなかった。

すみません。
なんで、年賀状の言い訳に後編なんかがあるんでしょうね。
成り行きで書くなと(自分に)言いたい(>_<;)

ともかく、先を急ぎます。

   *   *   *   *   *

30日(水)
もう、待った無しなので、去年のファイルを上書きしちゃってもいいから裏面のデザインを作ろうと決意し、
前日に仕上げるつもりだった牛の絵を色鉛筆で描き、(スケッチの下手さを隠すために)色を塗り重ね、
子どもたちの写真を選び、コメントを捻り出し、スタンプの絵柄と配置とを吟味し…、

と、本当に本当に情熱と手間暇をかけて、
(心血注いでますよ〜:2度目)
右下の「完成」ボタンをクリック。

すると、保存画面が登場。
名前をつけて保存すると、管理に便利です

オレは最初にそれをやりたかったんだ〜

フツーに、別名で保存できるじゃないかっ。
昨日、あんなに悩んだのは何だったんだっ。
お陰で、時計を買うハメになったじゃないかっ。
ちなみに、どれだけ歩いたと思ってるんだっ。

オレの昨日を返せっ

       *   *   *

と怒鳴り散らしたいところでしたが、
怒っている時間ももったいないので、
すぐにプリンタへデータを転送、印刷開始。

まずは仕事用から。
表裏ともに配置もピッタリ、色味もバッチリ。
我がプリンタ君は、順調に年賀状を吐き出していきます。

これなら、全部とはいかないまでも、そこそこはコメントを書けそうだな。

早速、宛名を眺めながら、文面を検討…し始めたところ、

キュルキュルキュル…

と不穏な音が

用紙を引き込むローラーが、微妙に調子悪くなってきたか…、
何とか持ち堪えてくれと祈る私。

が、プライベート用に移ったところで、

キュルキュルキュル、ポン。

飲み込みかけたハガキを押し戻してしまい、

用紙をセットしてください

してるだろ〜がっ

もう一度、

キュルキュルキュル、ポン。

用紙をセットしてください

お前が拒否ってんだろ〜っ

あっちをイジり、こっちを入れ替え、取説を読みつつチャレンジしたのですが、何回やっても同じ。

       *   *   *

ポキン。
(再び、心が折れる音)


もういい。

今日は、もう何もしない。
今日はこれ以上、何もしない。

心の、
心の平穏を…


こうして私は、藁にもすがる思いで『ムーン・パレス』を貪り読んだのでした…。

次回に続…

       *   *   *

…いちゃダメでしょ すでに、後編なんだから。

31日(木)
快晴

プリンタも機械。
時には機嫌が悪くても、一夜明ければ、何事もなかったかのように「やっ、おはよっ」と笑顔を返してくれるもの。

…という経験則に基づき、一晩寝かせたうえで再チャレンジ。

キュルキュルキュル、ポン。

用紙をセットしてください

〜ッ。

私がジャイアンなら、とっくにぶっ壊しているところですが、
こちらも一晩寝て落ち着きを(多少は)取り戻しているので、
傾向と対策を。

要するに、用紙を送り込むローラーと、1枚だけを絞って残りを戻すローラーとのバランスが崩れているのだろう、
と機械工学的()に分析し、

強引に押し込むっ

キュルキュルキュル、ギュッ。
キュルキュルキュル、ギュッ。
キュルキュルキュル、ギュッ。


何枚かは押し込みが強すぎたり弱すぎたりして印刷位置がずれてしまいましたが、「調教あるのみっ」と力づくで押し込み続けるうちに私もコツを摑み、
それを50回くらい繰り返しているうちに、プリンタ君も勘を取り戻してきたようで、最後には、以前のように自分で飲み込めるようになりました

       *   *   *

時刻は14:30。


…もう、いいよな。
今年はもう、やり切ったよな。

明けない夜がないように、
2022年の元旦もきっとやってくる。
ならば、今年の課題は来年の楽しみに残しておこうじゃないか。

…こうして私は、郵便局まで(運動かたがた歩いて)年賀状を投函しに出かけたのでした。

       *   *   *

というわけで、私の年賀状を見て、「何だよ、プリントだけかよ」と思われるかもしれませんが、そのお手に届くまでには以上のような波瀾万丈にして七転八倒な悪戦苦闘があったのだ…

という、長〜〜い言い訳でしたf^_^;)

「なんだ、いつもどおりの本間宗南じゃないか」

と言われれば、まあ、そのとおりなんですが(笑)、

今年もこんな調子だと思いますので、
変わらぬご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m(_ _)m(_ _)m


   *   *   *   *   *

おまけの大晦日。

例年なら、借りてきたDVDを独りで見ながら、適当に買ってきた晩飯と適当に作った蕎麦を食べて一年を終えるところですが、
今年は帰省を自粛したので、家族が揃った賑やかな(というか、騒々しい)大晦日。

嫁さんに作ってもらった年越蕎麦も、(ちょっと茹で過ぎでしたが)自分で作ったのよりは出汁がきいていて美味かったです。

20201231年越蕎麦_convert_20210102142605

そして、家族が見ている紅白を覗きに、ときどきはリビングへ出向きながら、
自室で静かに『ムーン・パレス』を読み切り、


愚かさと浅はかさに満ちた間違いだらけの人生を、
それでも、一歩一歩踏みしめながら進んでいこうと、
前向き&充実した気分で、2020年を締め括ったのでした。
1月1日に戻る

年賀状の言い訳など

2021年1月2日(土)

年賀状をお送りくださった皆様、いつもいつも、誠にありがとうございますm(_ _)m
毎年思うのですが、元旦は言うまでもなく、三が日に届くよう年賀状を投函している人って、本当に敬服しますよね。

私なんて、31日に投函して「ああ、間に合った」と安堵の溜め息を漏らしているクチです

しかも、「今年こそは、一枚一枚に手書きのコメントを」と(昨年の1月頃に)決意したはずなのに、結局、手書き無し。
(でも、写真の選択も文章もレイアウトも、心血注いでいますからね〜

そんなわけで、2021年の記事に入る前に、2020年末のてんやわんやとともにお詫び&言い訳をしておきたく…。

   *   *   *   *   *

始まりは12月29日(火)。
(ま、この時点でアウトなんですがf^_^;)
まずは喪中ハガキの整理をし、宛名面のリストを更新。
続いて裏面のデザインを作ろうとしたところで…、

昨年の用紙フォーマットから今年用のフォーマットを作りたいのに、別名保存できない
すでに作成を終えている嫁さんに聞こうと思いきや、買い物だとかで、子どもたちと外出。

う〜、ワケが分からん。
使い慣れないソフトを使うと、必ずこういう目に遭う私。

き〜〜っ

腹立ち紛れに足元の座椅子を蹴飛ばすと、部屋の隅のゴミ箱に命中…しただけのはずが、その奥からバキッという音が。

何かと思って覗いてみると、息子の目覚まし時計の文字盤カバーが見事に砕け散っていました(T0T)

20201229目覚まし時計1_convert_20210101210617

これがまた、ドラえもんの声で起こしてくれるという、息子のお気に入り。

く〜〜、何をやっているんだ、オレは







歩こう
こういうときは、歩くんだ。
適度な肉体的疲労により、健全な精神状態を取り戻そう。


       *   *   *

というわけで、いつもは車で行く家電量販店へ徒歩で出立。

運動不足になりがちな年末年始、
毎日、少しでも運動しなきゃと思っていた矢先でした。
そう、これは自分に必要なことなのだ。

       *   *   *

到着。

が、ない
目覚まし時計がない
っていうか、時計を売ってない

…そうか、時計は家電ではなく、家具・インテリアもしくは貴金属の部類なんだっ
仕方なく、スマホを取り出し、近隣で目覚まし時計を売っている店を検索。
(なぜ出かける前に検索しないっ アホか、お前はアホなのかっ

…隣駅前のデパートに1件、隣駅の向こう側に2件。

つまり、隣駅まで歩けということだな、運命さんとやらよぉ。

ヤケクソになって歩き始める私。
しかし、家電屋さんまでで、すでに結構歩いています。
両太ももに張りを感じ、左足首に違和感が…、
ちょうど道半ばまで来た辺りで、

今日の分は、もう、歩いたんじゃないかな。
あ、もちろん、偶〜然、バスが来るのでなければ、歩くけどね。
歩くさ、もう意地でもね…


そこへバス。

捨てる神あれば、拾う神あり。
自分にはまだツキがあるのだと、躊躇わずに乗車する私。

       *   *   *

デパート着。

が、実に狭い。
目覚まし時計は、さらにその一画のみ。
全部で30個程度か。
しかし、そのうちドラえもんが3種類。
ポケモンがピカチュウ1つしかないのと比べれば、ドラえもん率は高いということか。
ただし、息子の時計と同じような、ドラえもんの声で起こしてくれるものがない。

うぐ〜む、無駄足だったか…

意気消沈して、近くのベンチに座り込む私。
駅の反対側の時計屋が宝飾店だったことを考えれば、
さらに隣駅まで足を伸ばすか、
いや、むしろ池袋まで出てしまったほうが確実か…。

バカ、学習するんだ、本間宗南。
何はさておき、ネットで検索だろっ


「目覚まし時計」「ドラえもん」で検索。

すると、50周年記念モデルが一番人気だとか。

へえ〜、ドラえもんって50周年だったんだ。たしかに、長いもんな。







慌てて店に戻る本間宗南。
そこには、まさに50周年記念モデルがっ

20201229目覚まし時計2_convert_20210101210652


ドラえもんの声で起こしてくれないし、文字盤の絵を除けば、ごくフツーの目覚まし時計に見えなくもないが、
「50周年」という響きには、何となく特別感とお祝い感がある。

 すみません、これください。
店員さん あ、これ、最後の1つなので、現物になってしまうんですが…。
 そのことに、いったい何の支障があるでしょうか。
店員さん あ、じゃあ、消毒液で拭いて、電池を入れ替えますね。
 かたじけない。

       *   *   *

帰宅。
家族はすでに買い物から帰っていたものの、私の破壊行為には気づいていない様子。

  ごめん。お父さんな、(腹立ち紛れに…という部分は省略して)座椅子を蹴っ飛ばしちゃって、お前の目覚まし時計、壊しちゃったんだ。だから、コレで勘弁してくれぃ。
息子 いいよ〜。
  え、いいのか
息子 うん。あっ、すげぇ。ドラえもんだ

…へえ。

嫁さん ええ〜っ、買ってきちゃったの
  ん
嫁さん これ、入学祝いのときの雑誌の付録で、両方の親から送られてきたから、同じ時計がもう1つ残ってるのよ。
  …。
嫁さん 持ってこようか。
  いや、いい。
嫁さん (息子に)よかったね〜、時計がグレードアップしてるじゃない。
息子 (ニヤッ)

       *   *   *

ポキン。
(心が折れる音)


もういい。

今日は、もう何もしない。
今日はこれ以上、何もしない。

心の、
心の平穏を取り戻せ、
心穏やかに、静かに、何か…

と、書棚を引っ掻き回していたら…、



あ。  



…こうして私は、およそ20年ぶりに『ムーン・パレス』との邂逅を果たしたのでした。


毎度恐縮ですが、ここで力尽きたので、年賀状の言い訳は、また次回m(_ _)m




巣籠もりの文学 おまけ:『ムーン・パレス』

2021年1月1日(金)

新年、明けましておめでとうございますm(_ _)m
この2021年が皆様にとって幸多き一年となりますように。

   *   *   *   *   *

実はですね、

「巣籠もりの文学」と銘打ったとき、最初に思い浮かんだのは本書だったんです。
私のなかで巣籠もり(というか、引き籠もり)といったら、コレ。

なのに、どこに隠れちゃったのか…

なにせ最後に読んでから(たぶん)20年近く経っているし、
前回、本を廃棄したとき、捨て…はしないまでも、棚にデタラメに突っ込んじゃったかで見つからず、
仕方なく、次点繰り上げで『ロビンソン・クルーソー』にしたのでした。

が、

先日、ちょっとしたトラブルがありまして(後日、たぶん書きます)、
気持ちが逃避的になったところで、

あ、あった。

と見つけてしまいましたf^_^;)

いわゆるセレンディピティというヤツですね。
でも、二十数年振りに読み直したら、やはり面白かったので、
せっかくだし、新年の抱負と絡めて「おまけ」でもと(笑)。

       *   *   *

20210101ムーンパレス_convert_20210101101715

『ムーン・パレス』
ポール・オースター著/柴田元幸訳
新潮文庫、1997年(ハードカバー版は1994年)

舞台は1960年代末のベトナム戦争に喘ぐアメリカ、(主に)ニューヨーク。
コロンビア大学に通う主人公マーコ・スタンリー・フォッグ(M. S. フォッグ)は、父を知らず、幼くして母に死なれ、そして自分を育ててくれた伯父の突然の死によって、人との結びつき、すなわち世界との結びつきを失います。

彼は、
支出を極端に切り詰め、空腹に苛まれながら、
伯父から贈られた大量の蔵書を読み、売り、その金で食い、
肉体と精神が蝕まれるに任せ、
金が尽きたところでセントラルパークの住人となり、
飢えと、精神的自壊と、やがて熱病に苦しみ、
生死の狭間を彷徨うなかで…、

…ジンマーとキティとによって救われます。

       *   *   *

この間、
彼はともかくも大学へ通い、単位を取得し、伯父との約束どおり大学を卒業しているので、
世間で言われるところの「引き籠もり」とは違うでしょうが、
精神的には壁の内側に閉じ籠もり、世界から完全に孤立してしまいます。
そして、黙々と伯父の本を乱読し続ける…

…この感じ、僭越ながら私自身にも多少は覚えのある心境で、
学校を卒業した後や、転職をしたとき、
貯金が減っていくのを横目で眺めつつ、
部屋に籠って延々と本を読み続けていたんですよね。

ただし、
きわめて幸運だったことに、
私には、それなりの数の人々が常に手をつないでくれていて、
挫折と失望を抱えて自壊へと沈み込むには、
周囲があまりに陽気で騒々しかった(笑)。

今の私が、上手くいかない毎日をわりと前向きに生きていられるのは、
そんな人々とのそんな経験に支えられているからなのかもしれません。

というわけで、本書は、
絶望と救済の物語であり、
自分(のルーツ)を探す巡礼の旅であり、
ささやかながら私自身にとっても重なりを感じられる、
ほろ苦い青春小説なのです。

       *   *   *

脱線しましたf^_^;)

さて、
ジンマーとキティによって再び世界に結びつけられたマーコは、
エフィックス老人とミセス・ヒューム、
さらにソロモン・バーバーと出会い、
彼らの物語に触れ、しばしば過ちを犯し、いくつもの離別と死別に遭遇します。

人生は、いつも間違いだらけで、御し難い。
----------------------------------
僕らはつねに
間違った時間にしかるべき場所にいて、
しかるべき時間にまちがった場所にいて、
つねにあと一歩のところでたがいを見出しそこない、
ほんのわずかのずれゆえに状況全体を見通しそこねていたのだ。

失われたチャンスの連鎖。
断片ははじめからすべてそこにあった。
でもそれをどう組み合わせたらいいのか、
誰にもわからなかったのだ。
----------------------------------

そして旅立ち、再びすべてを失い、地の果てに辿り着いたとき、
主人公は、自らがようやく出発点に立ったことに気づきます。
あの「月光」の下にたたずむ、一個のシルエットのように。
----------------------------------
僕は世界の果てに来たのだ。
この向こうにはもう空と波しかない。

ここから僕ははじめるのだ、と僕は胸のうちで言った。
ここから僕の人生がはじまるのだ、と。
----------------------------------

そう、この物語は、世界との結び目を失った1人の若者が、
空っぽの空間に自らの出発点を見つけるまでの物語なのです。

   *   *   *   *   *

著者が本作品を「コメディ」と称するように、
物語は悲惨さとともに滑稽さに満ち満ちています。

マーコは結局、
何も解決できず、繰り返しすべてを失い、
終わり方も、
美しくはあるけれども、爽快とは言い難い。

それでも、
愚かさと浅はかさに満ちた間違いだらけの人生を
一歩一歩踏みしめながら進んでいけるような、
前向きで充実した気分を味わった2020年最後の数日間でした。

そんなわけで、
本作とこのタイミングで再会できたことに感謝し、
この2021年は、

人間万事塞翁が馬

を抱負に生きていきたいと思います(笑)。


あ、
ちなみに、座右の銘は、

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

です(笑笑)。


それでは皆さん、
本年もよろしくお願い申し上げますm(_ _)m


 | ホーム |  page top