2020年3月8日(日)
今日は、朝一番で娘の中学の制服を受け取りに行ってきました。
帰宅して試着させてみると、ちょっと大きめ。
とくに、我が娘は細いので、肩が合ってなくて、どーかなーという感じでしたが、嫁さん曰く、女の子は卒業まで着続ける前提で一つ大きめのサイズを買うものなのだそうな。
私は2年か3年のときに新しく買ったような気がするのですが、男はこの時期に背も伸びるし、使い方も荒いので、3年間はもたないのでしょうね。
ともかく、
娘の見慣れない姿を見てミョーな気分だったのですが、
それはつまり、
黄色い安全帽をかぶり、ランドセルを背負っていた娘が、
次のステージに上ったってことなんだなと、
ただいま、しみじみ感じ入っている次第です(笑)。
* * * * *それはさておき。
(このところ、こればっか)
来週は、もうホワイトデーなんですよ。
会社の同僚から(お返し目当ての)超豪華な義理チョコをいただいてしまった私は、昨年以上のパウンドケーキを作らねばならないという使命を帯びておりまして、本日はそのリハーサルをしました。
* * *私は、昨年同様に嫁さんから指示されるまま作業すればいいみたいに考えていたのですが、
本日は、あいにく雛人形の片付けと重なってしまい…、
嫁さんは、
一方で、私(&息子)用に小麦粉やらバターやら砂糖やらの分量を計算してメモにし、
他方で、押入れから箱を取り出して娘と雛人形の片付け、
またこちらに来て進行状況をチェックし、タイミングをみてオーブンの加熱を始め、
また娘と雛人形を箱に入れ、押入れにしまい…
と行ったり来たり。
そんな嫁さんをあんまり呼びつけるのも悪いかなぁと思い、
男2人で力を合わせて作ろうと…すると、
案の定、段取りを間違えて、
本当なら、バターと砂糖を白く輝くまでしっかり混ぜてから卵と混ぜ、その後に小麦粉(&ベーキングパウダー)を入れるべきところ、
いきなり小麦粉に砂糖を混ぜてしまい、「
あ、しまった」と仕方なくバターを入れ、「
お、卵を入れ忘れていた」と慌てて溶き卵2個分を投入し、「
ええい、混ぜてしまえば、みな同じよ」と、力一杯、混ぜたりして見事リカバー(

)したりしました。
* * *で、出来上がりが、こちら。


左側の皿、2列に並んでいるのがプレーン。
各材料の分量がレシピどおりで、昨年も同じように作ったので、(順番を間違えたにもかかわらず)まずまずの出来上がり。
これは、まあ、安全牌かな。

次に、右上に見えているのは、チョコケーキ。
今回、初めてのチャレンジです。
生地に対してココアパウダーが多すぎたのか、少々硬くボソボソしてしまい、一方でチョコチップが少なかったせいで、いまいち物足りない味になってしまいました。
本番に向け、課題ありの一作。

最後に、右下はドライフルーツ(&ラム酒)味。
昨年はドライフルーツのみでお酒は入れなかったのですが、本年は1ランク上を目指します。
こちらは逆に生地が柔らかくなりすぎてしまいましたが、味はまずまずで、息子には大好評。
(子ども向けには、ラム酒の香りがどうかと心配したのですが、まったく関係ありませんでした(笑))
会社の同僚向けとしては、もう少しラム酒が強くてもいいかなぁと、合わせてドライフルーツも増やそうかなと、こちらも改善の余地ありの一作でした。
やっぱり、ぶっつけ本番ってわけにはいきませんでしたね。
リハをやってよかった。
* * *これで、来週が本番となるわけですが、実は、息子にとっては本日のほうがメインイベント。
何しろ、本番では、せっかく作っても「これはプレゼントだから」と袋詰めされてしまい、自分が食べられるのは「
え、これだけ
」という量。
練習用なら家族で食べられるというわけで、作る前から、「
今日は、いっぱい食べるぞっ
」と宣言。
実際、息子が一番多く食べ、嫁さんが「
残った分は、明日、食べよう」と言ったとき、ニンマリ笑って、本当に舌なめずりしたのが面白すぎるっ(笑)。
私 おい、お前は、作ってプレゼントする側だからな。食べる側じゃないんだぞ。
息子 だって、オレ。もらってないから、お返ししなくてもいいもん。
と、すかさず、
娘 ドンマ〜イ

あんたも、もっと優しい男になれば、1つくらいはもらえるようになるんじゃない(笑)
娘にからかわれ、悔しくも開き直ってケーキを貪り食っている息子の表情が実にビミョーで、私は「
ああ、こんな複雑な感情が芽生えるほどに成長したんだなぁ」と、こちらでもまた、しみじみ感じ入っておりました。