2017年1月4日(水)
昨日、戻ってまいりました。
あ、もう東京都民ではないので、帰京って使えないんですかね(笑)。
年賀状&年賀メール、ありがとうございます
m(_ _)m * * * * *帰省して思ったこと…。
う〜ん、父がますます老いてました。
最寄りのローカル線(第3セクター)の駅まで車で迎えに来てもらったのですが、踏切のずいぶん前から超〜徐行。
何をしているのかと思ったら、
父 おう、あの踏切、カンカン鳴っとるか
私 (驚っ)鳴っとらへん、鳴っとらへんっ

と、かなり耳が遠くなった様子。
母親に言うと、
母 そうや。この間は、「おう、あの信号、青か

」て言わはって。
目もかっ

救いなのは、本人が自身の衰えをよく自覚しているようで、交差点では超慎重な運転。
(都会なら後ろの車両が迷惑しますが、幸い、車が2台連なるなんてことは、まずありません(笑))
免許も「あと1回更新したら、その後は(運転を)やめる」のだそうな。
(その1回も更新できるかどうか怪しいですが)
* * *さらに、衰えは飲食のほうも著しく、
酒に至っては、初日にビールをコップに1杯半、2日目に2杯がやっと。
そのくせ大瓶の栓を抜くので、私1人でビールばかり1本半を呑むはめになりました。
焼酎を一緒に呑もうかとお土産に買っていったのですが、とてもとても。
かつては、私よりずっと強かったんですが。
* * *そして昨日、父と宅急便を出しに行った帰り、「お前には、まだ見せとらんかったな」と向かった先は、町営の墓地。
父 20年前に、場所だけ買うとったんや。
知らなかった〜
父 ここ、みんな更地やったんやが、だんだん墓が建ちよるなぁ。
そのために田んぼを潰して墓地にしたんだから、当たり前と言えば当たり前なんですが、それだけ人が亡くなっているわけで、わが身に照らして思うところがあったんでしょうね。
父 ま、お前らが墓を建ててくれるんやったら、地面だけはあるでな。
む〜ん、長男のクセに田舎を飛び出してから、早30年弱。
もう少しだけ頑張っていてくれると助かるんだけど…と思いはじめてからも数年が経ちました。
若い頃からスポーツを続けてきたお陰で、まだ足腰はしっかりしているのが、せめてもの救いか。
しかしな〜、田舎に帰っても、就職先なんてないしな〜。
いやはや、これまで先送りに先送りを重ねてきた諸々が、リアルに迫ってきた正月でした。