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プレイバック修学旅行 リターンズ

2015年3月30日(月)

自分で読み返しても何が言いたいのか、よくわかりませんが、とりあえず、記録まで。

   *   *   *   *   *

先週26日(木)は、久々の京都出張。
ただし、めっちゃ忙しいこの時期、
朝8:30から当日どーしてもやっておかなければならないことを片付け始めて、10時からの会議はブッチして業者さんとの対応を優先、
11時に会社を飛び出し、11時半の新幹線に飛び乗ると、車中では土曜日の打ち合わせに必要な資料作成、
それが半分ほど出来たところで、

京都着14:00

う〜ん、あと30分早く会社を出たかった(>_<;)

出席予定のイベントは14:30開始。
時間はまったくないが、このまま会場へ向かうのは悔しくって悔しくってたまらない(何が?)。


というわけで…、


走りましたっ

そして、たどり着いた先は、

ちゃらら、ちゃっちゃ、ちゃ〜ん。
20150326京都1_convert_20150327011417
西本願寺〜
手前が御影堂、向こうが阿弥陀堂、そして、…

あれ



人がいない。

駅前は、国際色豊かな観光客が大勢いたのに。

おや

お堂も扉が閉まっていて、参拝できない感じ。

、悩んでいる暇はない。

境内をふらっと歩いて…、

退出っ。

滞在時間、実に3分

ただただ「見た」というだけでしたが、仕方ない。

それにしても、たったあれだけの時間で怪獣をやっつけてしまうウルトラマンって、ホンットすごいですね。

       *   *   *

会場には2分遅れで到着。

18:30からイベント後の懇親会にも出席して、関係者と歓談。
が、19:30過ぎにはお暇して、急ぎ京都駅へ。

ザザザッとお土産を買って、20時過ぎの新幹線へ。
(すみません。慌てていたので、会社の方々へのお土産を買い忘れましたm(_ _)m

車中では、再び資料作り。9割がた終わったところで品川到着。

       *   *   *

なんとか深夜バスの最終に飛び乗り、

24:05自宅着。

風呂から上がると、

娘の3学期も終わり、すっかり春休み気分の嫁さんが夜更かししていたので、

20150326京都2_convert_20150327011819
お土産の蕎麦ぼうろと丹波ワインを一緒に賞味しました。

蕎麦ぼうろはフツーに美味しかったですが、丹波は…やっぱり黒豆ですかね(笑)。


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観劇日誌:続・アガリスクエンターテイメント「紅白旗合戦」

2015年3月29日(日)

ええと、前回の続き。
ボス村松さんが客演しているアガリスクエンターテイメント「紅白旗合戦」の感想を、今度こそ書こうとしていたのでした。
もたもたしているうちに、本日29日はもう楽日です

そのくせ、ボスさんのブログは読んでいるんですが…、さてさて、どんな感じなんでしょうね。

公演前から「セリフが入らないっ」を連発していたので、私たちは「7 stages も演れば、セリフも染み込んでいるだろう」と23日に観に行ったんですが、セリフに関しては、まあまあ、まずまず大過なく演り切っていたように思います(もちろん、味はたっぷり出ていて面白かったです)。

が、その後も「跳んだ」とか「抜けた」とか「止めた」とか書かれているので、

まあ〜、

まあ…

限界に挑戦してるってことでしょうか(笑)。

残り2回、頑張っていただきたいと思います。

<あらすじ>

では。
今回は、チラシとパンフにわりと詳しく書いてあるので、そちらに多少の枝葉をつけながら基本設定を説明しますと…

舞台は某県・国府台高校。
自主自律の伝統を持つこの学校では、ほとんどの学校行事を生徒が企画・運営。
卒業式も、卒業式実行委員会(通称:ソツジツ)が全校生徒へのアンケートをもとに式次第を立案、生徒側・教員側の各会議体での承認を経て決定、ソツジツが運営・実施するという仕組み。
今年度も着々と(一部、遅々と)準備が進み、卒業式はもう間近…

なのにっ、今年に限って校長から「待った」がかかる。
県の教育委員会が、卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱を指示してきたのだ

あ、いや、生徒側の実施案にも国旗や国歌が入っていないわけではない。
ただ、アンケートの結果、とっても<周辺的>な扱いになっているのだ。

突如これを否定し、フツーの卒業式を実施しようとする校長側。
教員の介入を拒否し、生徒案を貫こうとする生徒会長側。

議論は平行線、事態は膠着。

そこで生徒側は、校則のなかで眠っていた規定「連絡協議会」制度に目を付ける。
これは、生徒・教員の間で意見の相違が生じた場合、解決を図るべく両者の代表団が協議する場。

かくして、生徒vs.教師の直接対決の火ぶたが切って落とされた

<感想など>

…という一種の極限状態を設定したシチュエーション・コメディ。
扱うテーマはなかなかデリケートですが、まあ、むしろ論点の中心は生徒の自主自律文化をめぐるもので、いわば「学校って、誰?(or 誰のもの?)」。
一方の「日の丸・君が代」に関する議論は、慎重に避けられていたように思います。

というのも、「国旗・国歌」問題はあくまでシチュエーションを作り出すためのもので、この作家さんが書きたかったのは、それをめぐる人々の滑稽さを笑い飛ばすこと…すなわち、徹頭徹尾「コメディ」。

       *   *   *

実際、喜劇として非常によく計算され、練り込まれた脚本だったと思います。
会議なので、基本は会話劇。
テンポの良いセリフの応酬のなかで、きちんきちんと笑いをとっていく感じ。
しかも、個々のネタに頼るのではなく、次々とシーンを動かして、その展開で新たな笑いを用意していく。
ついでに、場面転換も切れ味よく、舞台空間をじつに上手に使いこなしていました。
役者さんたちも、チームプレーを守って演技をきっちり組み立てている。

だから、コンスタントに笑い続けられる。
序盤から中盤は、もう文句無しって感じでした。

       *   *   *

ただ、結論を言うと…

終わって劇場を出るときには、「う〜ん」って気分になってたんですよね。
何て言いますか、「あれだけ面白かったのに、どうして物足りないんだろう」と。

       *   *   *

ま、長かったってのも、あるかもしれません。
単純に、人間、尻が痛くなると笑えなくなるので、2時間を1時間半にまとめてくれていたらなぁ、とか。
基本的には、<交渉Aー決裂Aー画策A>ー<交渉Bー決裂Bー…と繰り返すので、1クール減らしてくれていれば、私の「尻的」には、ちょうどよかったのかもしれません(笑)。

       *   *   *
以降、若干ネタバレ注意。知りたくない方は読まないでください

でも、それじゃ、「物足りない」は説明できないですよね。
う〜ん、この1週間、ずっと考えていたんですが、いま思うのは、

終盤にきて、脚本と役者の演技がずれてきた…

からじゃないかなと。
これ、言うまでもなく私の個人的解釈ですけど、

中盤までは、脚本の意図を役者さんたちが実によく理解して、脚本で用意された(決して簡単ではない)笑いを確実に表現していったと思うんです。

しかし、終盤にきて、脚本が(私から見て)明らかにギアチェンジしているのに、役者の演技が変わらない。

1つ目の関門は、突然打ち切られた協議会の再開をめぐり、対立していた生徒・教師たちが協力し始めるシーン。
ここでついに音響が入り、「さあ、いくぞ」という感じだったんですが…。

私だったら…というのも、おこがましいのですが、
壁を打ち破って協力関係に入るところは、もっと躊躇があり、違和感と緊張感を醸し出して…
入り口の丁寧な展開から、どんどん強引に、乱暴に、非論理的に、高揚しつつ急加速してどどどどどど怒濤〜っと全員集合。

とっ、静寂。
対角線上に取り残される生徒会長。
痛いほどの緊張感。

そして、行動。

この乗り越える坂が平坦だったために、次のクライマックスでもギアチェンジできなかったのではないか。

そのクライマックスたる第2の関門。
協議会再開。

一方的に主張するばかりの議論から、接点を見つけ、妥協点を探り出す対話へ。
これはつまり、ゼロサム・ゲームからノンゼロサム・ゲームへ、win-rose関係からwin-win関係への転換。

これって、言うは易く、行うはめっちゃ難し。
人間として、高度で洗練された営みだと思います。

だから、だから、もっと
ドキドキ
ゾクゾク
ヒリヒリ
しながら演ってほしかった。

机の並べ方も、前半とは変えたじゃないですか。
その距離感の変化を、もっと胸苦しく感じてほしかった。

       *   *   *

なんて書いていて、ふと気づいたこと。

そうか、私は、成長させたかったんだ、教員たちも生徒たちも。

同意できないことでも、何とか合意を、それができなくても、どうにか折り合いをつけていく。
それは、利害や価値観の対立する相手と共存していくための高度な社会的技術ですが、それができるようになるというのは、人間的に大きな成長だと思うんですよね。

そして、成長したからこそ、最後の

「…と思ったら」

というのが、きちんと「オチ」になると思うんですが…。

       *   *   *

とまぁ、私は、そんなふうに感じたんですが、演出家さんの意図は異なるかもしれません。
(そりゃ、違って当然なんですが)
たとえば、そういうものをも排除して、あくまで「コメディ」として笑い飛ばしたいという考えも、十分にありえます。
あるいは、脚本の上がりが遅かったようなので、単に終盤あたりが稽古不足だったとか。

まま、いずれにせよ、若々しいスピートとキレを具えつつ、レベルの高い作品だったと思います。

あ、もうすぐ、マチネが始まりますね。

ではでは、このあたりでm(_ _)m

観劇日誌:アガリスクエンターテイメント「紅白旗合戦」

アガリスク紅白_convert_20150325235400

2015年3月26日(木)

先日チラッと触れました、月曜日(23日)に芝居を観に行った話です。

   *   *   *   *   *

アガリスクエンターテイメント「紅白旗合戦」
脚本・演出:冨坂友
於:サンモールスタジオ(新宿)

劇団鋼鉄村松のボス村松さんが客演されるということで、ジャックに誘われて行ってきました。

ここで、おもむろにカミングアウトしますが、

実は私、ボスさんのブログ「JUDY&MURAMATSUの全ての夢見る人たちへ」を愛読してまして、ある時期からほぼ毎日アクセスして、すべての記事を読んでますσ(^_^;)

結果、ボスさんご本人とは一度もお話したことがないんですが(だからもちろん、彼は私のことを知らない)、私は彼のことをけっこう詳しく知っている…

…って、これはもう、ファンと言っていいんじゃないか(笑…あ、別に笑わなくていいのか)。

もっとも、ジャックにチケットをとってもらわないと舞台も観に行かないし、
ボスさんのメルマガ(かな)も申し込んでないし、

積極的に追いかけるのではなく、こっそり覗いていたいという我が心境から察するに、
「隠れファン」と言ったほうがいいかもしれない。

そうか、私はこっそり隠れて覗いていたいのだ。
(もしくは、名も知れぬ一人の客として観ていたいとか)
だから先日も、客出しに出てきてくれたボスさんとジャックや岩井さんが話している間も、ちょっと離れた場所であらぬ方を向いて、会話に加わらなかったのだ。

自分でも奇妙なヤツだと思っていたのですが、やっと理由が分かりました(笑)。

       *   *   *

カミングアウトついでに書いておきますが、この頃ちょっと気になっていることがありまして、

ボスさんが何となく劇団内で卑屈になっているんじゃないかと。
(驚くことに、彼のブログには、そんなこんなが、ごくフツー&赤裸々に書かれていたりする

たとえば、何かとバブルさんと比較しては、自分のことを
「つまらないほうの」あるいは「美しくないほうの」
村松です…的な。

以前は、劇団の紹介でも、「2人の作家が交互に書いてますが、基本的な志向性は似ているので…」っぽいことを書かれていたんですが。

私が偏った情報源(=ボスさんのブログ)から察するところ、劇団内に両作家の間を引き裂こうと工作する輩がいるような…。まったく、けしからんヤツだ。
(あからさまに偏った推測→断定)

それとも、観客動員数とか何かで、目を覆わんばかりの差がついているとか
一方の公演では、役者&スタッフが集まらないとか

内部にいると違いが大きく見えても、外からは同じように見えることも多く、
私はそんなに大きな差を感じたことはありませんけどねぇ。

ただし、振り返ってみると、それにはベスさんの存在が圧倒的に大きかったかもしれません。
どんな本だろうと、彼がドセンターで正面切って語り出せば、もうそれが<村松の芝居>。

ベスさんがいなくなって(加えて中軸メンバーも去って)、公演ごとに座組が大きく変わるようになると、2つの劇団があるように見えてしまうのだろうか…

でも、

それはそれで、何も問題ないんじゃないかと。

   *   *   *   *   *

ま、それはさておき、そろそろ観劇日誌をば…

と思ったんですが…、

もう、予想はついているでしょうが…



つづく(たぶん)。




学ぶは真似ぶ

2015年3月25日(水)

メチャメチャ仕事が忙しいと分かっているのに、月曜日は芝居を観に行ってしまいましたf^_^;)
(感想は後日、たぶん)

そのため、火曜日は残業。会社の施錠をして帰宅すると、もう午前様。

というわけで、水曜日になってしまったなぁと思いながら部屋に入ると、

あら、机の上に、こんなものが。
20150324カップケーキ1_convert_20150325005701

そういえば、お別れ会だか何だかで、カップケーキを作るとか何とか、言ってたっけ。
これはきっと、その練習作。

ふと気づくと、娘からの手紙。
20150324カップケーキ2_convert_20150325005721

わりと上手に書けている字と、そうでない字。
「美味」なんてのは、おそらく、まだ習っていなくて、母親に書いてもらったお手本を見ながら書いたんでしょうね。

「プレーン」も「チョコ」もわかるけど、「スプレー」味って何だろう

そして、はたと気づくと、その下にもう一枚の手紙が…
20150324カップケーキ3_convert_20150325010256
息子でしょうな(笑)。
最近、娘と同じ学習帳を買ってもらって、娘が書き取りの練習をしていると、一緒にそれっぽいものを書いているのだそうな。
もうもう、お姉ちゃんの真似をしたくてしょうがない。

う〜ん、
「ろ24おいの お父さんへ かップケーこを(作)りました。」

…1行目がどうしても読めない(笑)。

明朝、嫁さんに聞いてみよう。
(本人に聞いても忘れているので)

あ、早速、ケーキをいただきましたが、甘さ控えめで食べやすい味。
なかなか、いいんじゃないんでしょうか。

観劇日誌:劇団enji「花影」

enji花影_convert_20150322170551

2015年3月22日(日)

去る金曜日(20日)、ヤマ場を迎えているはずの仕事を放り投げて、観に行っちゃいましたf^_^;)

   *   *   *   *   *

劇団enji 「花影」
作・演出:谷藤太
於:OFF・OFFシアター(下北沢)

スーさんこと鈴木浩之さんが出演する舞台、こちらの劇団はこれで3回目の観劇(たぶん)。

<あらすじ>

もしかして、書いちゃいけないかな?
劇団のHPにも、チラシにも、当日パンフにもストーリーに関する情報が一切ないんですよね。
29日(日)まで演っているしなぁ。

ま、いいか。
ちょっとだけ。
ですので、以下、知りたくない人は読まないでくださいねm(_ _;)m

       *   *   *

舞台は、認知症専門の介護施設。
淳之介(スーさん)は、認知症の妻・冬子をこの施設に入れる。
一人娘の弥生はすでに結婚しており、これまでは淳之介が冬子の面倒をみてきたが(いわゆる老老介護)、淳之介も長期入院することになり、世話をできなくなったため。

施設には、さまざまな過去と家族をもつ人々が入所しており、
それぞれが一歩一歩、戻ることのない階段を昇っていく。

そんな老人たちと家族の思いを綴る群像劇。

…ここまで、にしておきます。

<感想など>

設定が分かったとたんに何が描かれるのかも予想できてしまうため、(重要かつ普遍的だけれども)扱うのが難しいテーマ。
それを正面切って取り上げられるのは、脚本家さん自身の「今現在自分の抱えている問題」(チラシより)でもあるからでしょう。

私には(今のところ)そうした経験がないので、観客としても、本当には実感をもてず、類似の経験を拠り所にして観ることになります。

というわけで、感想も、正面から向き合ってはいないのですが、ご容赦をm(_ _)m

       *   *   *

前半は、申し訳ないのですが、「どこへ行っちゃうのかなぁ」という不安な感じ。
なんでしょう、シーンや会話がブチブチ切れていて、3家族の物語が「織りなされていく」雰囲気を感じさせない。
脚本の問題か、演出の問題か、役者の演技の問題か?

観劇後の岩井さんとの感想交換では、

ま、初日だからね

という結論に落ち着きました(笑)。

       *   *   *

しかし、後半からググッと引き締まってきます。
役者が温まってきて、演技が絡み合い出したからかもしれませんが、私は脚本を評価したい。

ささやかな希望と落胆、
また、
わずかな喜びと失望…

それを、これでもか、これでもか、と繰り返します。
ホッとしたところへ、ナイフを突き刺される。

これが現実だ
甘いエンディングを期待するな

と言われているような気がしました。
(もっとも、介護経験者が観れば、「こんなの甘っちょろいよ」と思うのかもしれませんが)

いずれにせよ、私は大いに揺さぶられ、満足して劇場を出ることができました。

       *   *   *

最後に一言。
スーさんはやっぱりスゴかった。

目の前にある現実は、あまりに厳しく酷く、どこにも希望を見出せない。
受け入れるには辛すぎる、残りわずかな未来を何とかして受け入れようとする男。

現実に打ちのめされ、苦しさに魅入られたように立ちすくむ娘とは対照的に、
自身が壊れそうな一歩手前で、
「こんなこと、どってことない。そうだ、どってことないんだ」
と懸命に、受け流そうとする男。

ガードを打ち破るような左ストレートに右フックを次々とくらいながら、
ポーズだけのスウェイで、うまく交わしたような薄ら笑いを浮かべる。

そんな、ギリギリの狂気を内包した男を、飄々と演じていたように思えました。

       *   *   *

極端な役作りや派手な演技は一切しないのですが、
その人物をよくつかんでいて、「静かに作り込んでいる」といった印象。

「その板の上で生きてほしい」というバカの一つ覚えみたいなことを私は言うわけですが、
生きるってことは、
過去を抱え込むってことであり、
いつしか身にこびりついてしまった何かが、毛穴からにじみ出るってことだよなぁ、

と、彼の演技を観ていて、つくづく思いました。



ん、褒めすぎ

おすすめ絵本79:ペトロニーユと120ぴきのこどもたち

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2015年3月18日(水)

いやぁ、な〜んかもう、日常…というか仕事に埋没してしまっていて、それ以外の何もしてない気分。
そして恐ろしいことに、ブログを更新しないと、もうもう、自分のブログにアクセスするのも恐くなってくるんですね。

というわけで、それじゃいかんと思いまして、準備不足にも目をつむって、ともかく更新することに意義あり、です

   *   *   *   *   *

◎607ペトロニーユと120ぴきのこどもたちクロード・ポンティ/作 やまわき ゆりこ/訳、2009年6月10日、福音館書店、1500円(Pétronille et ses 120 petits, by Claude Ponti, l'école des loisirs, 1990)

久々の二重丸◎評価ですね。

<あらすじ>

いや、あらすじっていうか、

子だくさんの母さんねずみがいまして、
子どものために買い物に出かけて、とってもほのぼのとしたスタートかと思いきや、
いきなりサバイバルな冒険になっちゃって、
食われそうになりながら、どうにか脱出して、

ところが、
子どもたち(120ぴきのうちの118ぴきくらい)がごそっと怪物に連れ去られて、
チョコレートづけにして食べられそうになって、

と思ったら、
駆けつけた母さん、メッチャ強くて、
怪物を圧殺して、
子どもたちと無事に帰りましたとさ。

<感想など>

うわぁ、センスある〜

の一言。

上記の<あらすじ>を読むと、「何じゃそりゃ」と思われるかもしれませんが、

幹となる基本ストーリーが簡潔にして力強い。
枝となる展開が想像力豊にして創造的。
葉となる詳細が充実して隙がなく、遊び心満載。

この感性と想像力が欲しい。

と、嫉妬もあらわに思ってしまいました。

もっともっと、ポンティ氏の作品を読みたいと思ったのですが、見つからず。
本書には、文・絵ともに担当しているもので日本に紹介されたのは本書が初めてと書かれているので、絵のみとか文のみとかの作品はあるのかもしれませんが、残念ながら、探せませんでした。

ちなみに、訳者のやまわきゆりこ氏は、言わずと知れた『ぐりとぐら』の山脇百合子(絵担当。旧姓大村)氏。
え、1941年生まれ? ってことは…。
もちろん、ご存命です。

ついでですが、『ぐりとぐら』って、2013年で誕生50周年だったらしいです。

   *   *   *   *   *

ええと、そんなこんなで、ほとんど雑記になってしまいましたが…、

ま、いつも、こんなもんか。

と納得して、今日はおしまいm(_ _)m

観劇日誌:劇屋いっぷく堂「東京22区」(後編)

2015年3月9日(月)

ええと、昨日の続き、思考訓練って話です。
例のごとくムダに長いんですけど、どうぞご容赦をm(_ _)m

   *   *   *   *   *

本作は、一幕・一場のシチュエーション・コメディ。
暗転も、役者の登・退場も(ほぼ)なし、
(ついでに、照明もほぼ地明かりだけ、音響も若干のSEのみ)
しかも1テーマで押し通し、ネタとゲーム(駆け引き)だけで展開させます。

かなりの力技なんですが、半面、展開は定石どおりで安定感がありますし、
ネタも東京近辺で生活している人にとっては馴染みがあり、楽しめます。

また、23区の代表(もしくは擬人化された「区」さん)の会議という設定は、多分に寓話的なので、「区の消滅」それ自体にしっくりこなくても、自分の実生活のさまざまなシチュエーションに重ねて考えることができます。

要するに、基本テーマは「scapegoat の選出」ですので、"bell the cat"でお馴染みのイソップ寓話「ねずみの相談」とも同じ、ある種の定番とも言える構図。

また、類似の構図は現実社会においても、沖縄米軍基地、原発、ゴミ処理場などなどいくらでもありますし、別に社会問題じゃなくても、会社にだって、PTAにだって、学校にだってあります。

逆に言うと、どれだけ面白い設定を作るかというのが、脚本家としては1つの腕の見せどころにもなります。

ここで、本作は「東京23区のどれか1区消滅」という設定を置いたわけですね。
身近でありながら奇抜な着想で、独自性の高い設定だと思いました。

       *   *   *

すると、次の課題は、その設定をどうやって観客に納得(受け入れ)させるかなんですが、これには大きく2つの方法があると思います。

A type:
1つは、もう、「こういう設定です」と宣言してしまう方法。

たとえば、
「100年に一度、龍が空を飲み込んで、世界が真っ暗になります」
という設定。
そんなことは(たぶん)起こりませんし、そもそも龍が空を飲み込むってどういうことなのか、とか、なぜそんなことが起こるのか、とか、考え出すと訳が分からなくなりますが、

そんなことは、どーでもいいっ。

「そういう世界なんですぅ〜

と宣言してしまえば、(だいたいの)お客は「そういうものなんだ」と受け入れてくれます。
だって、(だいたいの)お客は、いわば騙されたくって劇場に足を運ぶわけですから。
いかに魅力的なウソを、どれだけ上手につけるかってのも、これまた(これこそ)芝居屋の腕の見せどころ。

この「東京22区」も、おおむね、このタイプとお見受けしました。
「開発モデル地域が〜」とか「ドンガラガッシャ〜ン」とか、若干の情報を与えられますが、なぜそれほど犠牲の大きな方法で「区を消滅」させなければならないのか、説得的な理由は語られませんし、登場人物たちもそこには疑問を挟まない設定になっています。

B type:
そして、もう1つは、その架空世界を詳細に組み立てるという方法。
RPGなんかもそうですが、ある世界観を基にして Detail を埋め尽くし、そこから与えられた設定の下で論理的・合理的に考えると、そうなるしか道筋がない、というかたちで納得してもらいます。

この場合、
観客は、「なるほどね」と頷首して物語に入っていきますので、「1区消滅っつったって、ピンと来ない」というタイプの引っかかりはなくなります。ただし、設定の説明(台詞であれ映像であれ)に時間を費やしてしまうのがネック。

       *   *   *

私だったら、どっちにするかなぁ。

いや、もちろん、どっちもアリなんですけど、私はたぶん、B typeを選択するような。
A type は難しいです。よほど魅力的なウソ――シンプルにして大胆、力強くて常識を覆すような人を食った設定なんだけど、その理由・必然性について一定程度の類推が不可能なわけでもない――を思いついたら、「してやったり」とばかりに採用するでしょうけど、そうでもないかぎりは、ちょっと勇気が出ない。

そこで、たとえば…
20人からの役者は集められない劇団で、「10人くらいなら」ということで、「太陽系」を選択。
どれか1つの惑星を爆発させることに。さて、どの星に爆発してもらうか。

これって、要するに「沈みそうな船で、積み荷(人)を海に放り出して、残された人々の延命を図ろう」というのと同じ構図。
あるいは、船が難破して漂流する4人、食料が尽きて「このままでは4人とも餓死するが、誰かを殺して喰えば、3人は助かる可能性が…」というときに、誰を殺すかという話(これ、実話)とも基本は同じ。

そんなとき、私だったらまず、「なぜ爆発せざるをえないのか」を説明(考案)することに、相当のエネルギーを使うと思います。
とりあえずの思いつきで書くと、
・高齢化し、膨張する太陽。重力バランスの変化。
・太陽系内の時空にひずみが生じる可能性、このままでは惑星たちの連鎖的な爆発や太陽への突入も。
・そうなる前にどれか1つを爆発させ、重力のバランスを安定させよう。
…だいたい、そんな感じ(ホントかどうか、知りません)。

理科系の知識がないので、勉強しないとそれっぽい説明は書けませんがf^_^;)

       *   *   *

火星  水星ちゃんって、放っといたって、いずれは太陽に飲み込まれちゃうんじゃないの? だったらさ〜。
水星  ボ、ボクの前に、ほら、土星さんが輪っかを捨てるだけでも、ずいぶん変わるんじゃないんですか。
木星  ゲップ。
土星  アタシに脱げっての ここまで濡れ場なしでやってきたんですからね、いまさら脱ぐもんですかっ!
海王星  そーいう問題なんですか?
木星  ゲップ。
冥王星  あの、誰かがいなくなっちゃうんだったら、私をまた惑星に格上げしていただけると…
その他全員  お前は黙ってろっ! 
      (バタン。ドアが開く)
ハレー彗星  どもっ、お久しぶり! みんな、元気ぃ〜?
地球  あんた、誰?
ハレー彗星  あ〜れ、ごっ挨拶ぅ。ハレーだよぉ。
その他全員  …(険悪な表情)。
ハレー彗星  …お、お取り込み中…なら、また、今度、来よっかな〜…。
地球  ええ、ぜひそうしてください。
      (バタン。ドアが閉まる)
金星  ちなみに、地球っちさ〜。
地球  ええっ!! 僕ぅ??
金星  まだ、何も言ってないよ。
地球  僕はないでしょ。ね、ね(周囲に同意を求める)。
金星  お隣さんを悪く言うのもなんだけどさ〜。
地球  いやいや。宇宙のオアシス、この美しすぎる僕を消しちゃっていいわけ?
金星  そうは言うけど、人間は地球っちのこと見限って、水やら資源やら植物・動物やらごっそり持って火星に移住しようとしてるじゃん。
天王星  だね。
地球  そ、それは、ちょっと…
金星  地球っち、いらなくね?
地球  は〜〜〜っ!? この金助っ! さてはオレ様を妬んで〜。
水星  か、火星くんは、どうなんですか? 人間が押し寄せてきて。
地球  メ〜ワクだよなぁ、そりゃあ。
火星  そりゃまぁ、選ばれて悪い気はしないけど。
地球  火っ、かー吉ぃ! お前ら2人して裏切るのか! い、陰謀だ、これは…
土星  だいたい落ち着くとこに落ち着いたんですけど、木星のダンナ、こんな感じでいかが…
地球  勝手に落ち着くなー!
木星  …ゲップ。
その他全員  …。
 
実は、木星こそ重力バランスの変化の影響を最も受けてしまい、内部からバスガスバクハツしそうなのだった。しかし、木星はもちろん自身の延命を最優先し、誰も盟主・木星に逆らえない。

危うし、地球っち

       *   *   *

い、いかん。
こういうアホなことを考え始めると、止まらなくなります

ま、ここで地球の危機を救うべく、自己犠牲的に活躍する役を、先ほどの冥王星に振るか、はたまた地球の相棒・月に頑張ってもらうか。

妥当な線としては月こそ<陰>のヒーローに相応しいんですが、
準惑星に格下げされた冥王星が、自分を格下げした奴らを救うべく、太陽系の外れから中心めがけて突っ走ってくるクライマックスもなかなか感動的…

       *   *   *

あ、いかん、いかん。
止めたはずが、まだ止まってなかった

えっと、なぜB type を選択するのかという理由がもう1つありまして…、

最初の設定をしっかり作っておかないと、その設定を覆すこともできなくなるから。

「東京22区」でも、一番望ましいのは「1区も消滅しないこと」です。
しかし、その結論を実現するには、「どれか1区消滅」という大前提をひっくり返す必要があるわけで、そのためには、「なぜ消滅しなければならないか」、翻って「どうすれば消滅せずにすむか」を登場人物たちが解明できるようにしなければなりません。

反対に、冒頭で無条件に「どれか1区消滅」を受け入れてしまうと、それを覆す解決策を見つけることができません。
だから、「東京22区」はあの結末を選択したわけで、
それは、A typeの設定方法を選択した時点で、あの結末をも選択した、とも言えますし、
あの結末を選択したから、A typeの設定方法を選択することができた、とも言えます。

       *   *   *

余談ですが、私も昔、ぐるっと回って振り出しに戻る、という脚本を書いたことがあります。
年老いた父親が失踪し、息子・娘たちが久々に集まって右往左往にてんやわんやするわけですが、そこで描きたかったのは別居中の長男夫婦の問題に、その娘の力で解決(の兆し)を与えること。
だから、老親の問題をはなっから解決する気はなかったんですが、芝居を観た友人からは、やはり「話が進んでないじゃないかっ」と突っ込まれました(笑)。

「東京22区」も、やはり描きたいことは別にあったわけで、それが前編で触れた「一か八かの勝負」と、それを可能にした彼らの信じ合い、認め合う気持ち…だろうと。

奇跡を起こすことができたのだから、消滅云々は、ぶっちゃけ、どーでもいい。
だから、あれはあれで正解なのだと思います。

       *   *   *

話を戻して、B typeへ。
私なら、どうするか。

上記「太陽系」の例で言うと、月だか冥王星だかの自己犠牲によって他の惑星が救われそうになる直前、地球は両手を広げて「消えていい星なんて、1つもないっ!」と叫ばなければなりません。

そうして振り出しに戻ったとき、初期設定がしっかりしていれば、「全員が助かる方法」を見つける可能性が出てきます。
(というか、そのオチに繋げられるような設定を考えるということですが)

そうですねぇ…、

惑星・準惑星・衛星・小惑星にハレー彗星まで参加して、文字どおり<常軌を逸した>惑星(他)大移動による<超グランドクロス>でも起こして、新たな重力均衡でも生み出しますか(笑)。

       *   *   *

実はコレ、ナッシュ均衡を崩すという構図にもっていこうという企て。
自分だけがリスクを負って動くと他者が利益を享受し、自分は損をする。
それを恐れて誰も動かないために、誰もが損をこうむる(あるいは、より小さな利益/損失にとどまる)。

こうした負の均衡状態を崩して、誰もがより大きな利益を享受するためには、
参加者全員が互いを信じて行動を起こさなければなりませんし、
物語の場合、誰かが勇気を出してリスクをとり、皆を先導しなければなりません。

「東京22区」ではその役を◯◯区さん(内緒!)が担ったわけですが、
上記「太陽系」ですと、やっぱり地球が恐怖心を振り払って自ら軌道を外れていくぐらいの行動をとってほしいですね(笑)。

あ、もう、もう、これくらいにしておきますm(_ _)m

   *   *   *   *   *

そうそう、芝居が跳ねて、岩井さんと飲みに。
たまには新しい店に行ってみようということで、レンガ坂を下っていったんですが、金曜の夜とあって、狭い店内はどこも満席。

そんななか、最後に「ここは」とドアを開けてみると、なんと客はゼロ。

客がいない店にはそれだけの理由があるものですが、「まあ、どうせこの2人だし」と度胸試しのつもりで暖簾をくぐり、貸し切り状態に苦笑しながらも、まずはビール。

そして、メニューを見ると、

「ん

けっこう酒好きの喜びそうな料理が並び、また酒も(とくに焼酎が)なかなか充実。

たとえば、こんな感じ。
(食べかけで、すみませんね)
20150306東京22区3_convert_20150307181028
手前が梅水晶、その向こうがキムチともやしと山芋の和え物、サラダはサーロインの薄切り。

20150306東京22区4_convert_20150307181050
こちらは、同じくサーロインの中厚切りと、店員さんお勧めの本日のお魚・鰤(ぶり)を刺身で。

どれも美味しかったです。
おまけに、料金もリーズナブル。

これで店が流行らないとしたら、入り口から店内を覗けないために、周囲の店より敷居が高くなっちゃってるんでしょうね。

とっても、お勧めなんですが…、



店の名前を覚えてませんf^_^;)

       *   *   *

そして、22時過ぎには、由利ちゃんも顔を出してくれました。
オヤジ2人相手に遅くまで付き合ってくれて、ありがとうm(_ _)m
そして、お疲れ様でした(世田谷マダム、似合ってました)(^o^)/


観劇日誌:劇屋いっぷく堂「東京22区」(前編)

20150306東京22区0_convert_20150307180935

2015年3月8日(日)

金曜日に早々と仕事を切り上げたこともあって、土曜日は休日出勤。
遅くまで頑張ろう…と思っていたのですが、自宅よりEメール。

 娘、水疱瘡

というわけで、夕方に帰宅してみると、食事の支度ほか、本来のスケジュールから大幅に遅れていたので、嫁さんと作業を分担して時間短縮。

この1か月半ほど、私以外の家族が毎週のように順番で病気になるので、予定していたとしまえん行きも延期、今年はとうとうスケートもできませんでした(T_T)

   *   *   *   *   *

さてさて。
じゃ、なぜ金曜日は早々に帰っちゃったかというのが、本日の記事。

劇屋いっぷく堂「東京22区」
作・演出:落合隆
於:テアトルBONBON(中野)

       *   *   *

昨夏の「彼理坂奇譚」に出演してくれました、由利ちゃんこと由利尚子さんが出演されるというので、やってまいりました。

19:30からの開演に、19:15中野駅着。
途中、コンビニでおにぎり1個と水を買って腹ごしらえをしつつ、ポケット・スクエアへ。

ここに来ると、いつも「あれ、どれがどれだっけ」と迷うのですが、本日は角を右に入った途端、
20150306東京22区1_convert_20150307180959
が目に入り、「あ、あった、あった」と真っ直ぐBONBONに。
まるで私のために飾ってあるようなお花でしたm(_ _)m

<あらすじ>
本日まで本番なので、由利ちゃんからのご案内メール+α程度でざっくりと…。

とある議場。
東京23区の各代表たち(…というべきか、擬人化された各「区」さん)が集まったこの日の議題は、

どこか1区を消滅させるので、その区を自分たちで決定せよ

というもの。
そして、決定方法は、

あの区はなくなってもいい

と思う区に投票し、結果が22:1になったら確定。
それまで、議論を尽くしながら投票を繰り返す。

       *   *   *

中盤は、いわば東京あるあるネタ。
合従連衡を繰り返しながら、それぞれのキャラを立たせて観客を楽しませます。

       *   *   *

そしてラスト。
「消滅」の真の意味を知った彼らは、一か八かの勝負に出ます。
誰もが、お互いを信じ合えるはずだと信じて…

<感想など>

ええと、ネタバレを避けつつ、一番印象に残った点を挙げると、ほんわかコメディらしい温かさ、でした。

チラシには「人と人の繫がり」を変わらず描いていきたいという演出家の言葉がありますが、
その前提として、役者と役者が信頼関係で繫がっているような。
(実際は分かりませんが(笑))

20人からの役者が登場し、基本的には対等な立場となると、どうしても自分をアピールしたくなるもの。
そうでないとしても、周りが出張り合うなかで自分独りが謙虚に禁欲的に演れば埋もれてしまうので、ついつい舞台は "Red Ocean" になりがち。

しかし、この舞台では、細部で役者同士が攻めたり受けたりという切磋琢磨はありつつも、全体としては各人が自己の役どころを踏まえ、それぞれの持ち分を過不足なく果たすという姿勢が共有されていたように思います。

それは、1人1人に見せ場が与えられているという、脚本がもたらす安心感ゆえか、
はたまた、相手を潰すような演技をする役者がいないという、座組の成功なのか、

いずれにせよ、この作品におそらく一番必要であろう<穏やかな温もり>が、台詞や演技のもっと奥のほうからヒタヒタと伝わってきて…、

う〜ん、ってことは、稽古を通してこの空気を作り出してきた演出の勝利ってことかなぁ…なんてことをウダウダと考えておりました。

       *   *   *

まぁ、そんな面倒なことを言わなくても、面白かったかどうかを端的に言えば面白かったですし、十分に楽しめました。

そのうえで、思考訓練として、自分だったらどう展開したかなぁ…なんて考えるわけですが、


…もう、長くなったので、また今度できれば、後編へ続く。

おすすめ絵本78:夜の木

夜の木1_convert_20150305003940

2015年3月5日(木)

おすすめ…っていうか、何ていうか、ともかく、

買っちゃいましたf^_^;)

っていう、まぁ、ご報告ですね。

◯600夜の木バッシュ・シャーム、ドゥルガー・バーイー、ラーム・シン・ウルヴェーティ/画 青木恵都/訳、2012年7月1日初版1刷、2015年2月1日初版4刷、タムラ堂、3200円(The Night Life of Trees, art by Bhajju Shyam, Durga Bai, Ram Singh Urveti, Tara Books, 2006)

いえね、この本、インドで発行されたものなんですが、その日本語版の初版が2012年に出たんです。
で、すぐに売り切れちゃったんですよ。

私は、その「すぐに売り切れちゃった」というニュースで、この本のことを知ったんです。
それから、翌2013年に第2刷が出て、これもやっぱりすぐ売り切れちゃいました。

私としては、美しい表紙に惹かれながらも、「みんなが争い求めるようなものには、手を出したくない」という気持ちもあって、「こういうのは縁がないな」と思って、それきり忘れていたんです。

で、ですね。
先日、本屋に行って、絵本のコーナーをあれこれ物色してたらですよ。

突然、目の前に、それが現れたんです。

あれ これって、あの、あれじゃない

と思って、その場で慌ててスマホで調べてみたんです。
そしたら、第4刷が出てるって書いてあるじゃないですか。

そうか、これが4刷か。

「手を出さない」と思っていたけど、目の前にあると、やっぱり欲しくなるじゃないですか。

で、

買っちゃいましたf^_^;)

という話。

       *   *   *

あの、上記の書誌情報に、わざわざ第1刷と第4刷を書いたんですが、なぜかというと、この本、刷によって表紙が違うんです

ご存知かとは思いますが、本ってのは、「第◯版第◯刷」というかたちで表示されていまして、内容が変更・増補されたりして第2版、第3版みたいに「版」が変わると、新しく著作権も設定された別の書籍として扱われるんですね。
だから、表紙が変わることもあります。

一方、増刷されるたびに、第2刷、第3刷…と変わっていくんですが、こちらは単なる増刷なので、原則として内容は変わっていません。だから、同じ商品として扱われます。
結果、基本的には、表紙も変わらないんですよ。

じゃ、なんで本書は増刷のたびに表紙が変わるかというと、おそらくは、増刷のたびにシリアルナンバーを付しているから。
たとえば、第4刷として2000部つくったらしいんですが、その表紙にシリアルナンバーがついていて、

1494 of 2000

みたいな。

すると、増刷のたびに同じシリアルナンバーが生まれることにもなるので、あえて別商品かのごとく表紙の絵を変えて区別しているようです。

       *   *   *

ええとですね、そのほかにもご紹介すべきことは多々あるんですが、ありすぎて書き始めると大変なので、

感想を一言だけ書くと…

これって、もう、(伝統)工芸品だよね。

ってこと。

もしも興味が湧いた方は、「タムラ堂」や「夜の木」といったキーワードで検索してみてください。

中身がぜんぜんなくって恐縮ですが、今日はこれでおしまいm(_ _)m

初詣2015(後編)

2015年3月3日(火)

ええと、そうそう、今年もこの店に行ったって話です。

何気に沖縄料理&泡盛が好きで、そーゆーお店にもそこそこ行くんですが、そのなかでも3本の指に入るお気に入りのお店です。
(と言いながら、年に1〜2回しか行かなくてm(_ _)m

で、この日は近くのコンビニで「ウコンの力 レバープラス」を飲んで準備万端整えてから、いざ、お店へ。

そんなわけで、これから食べログが始まるんですが、なんか、育ち盛りみたいにバクバク食ったので、ダ〜ッと流しちゃいますねf^_^;)

   *  *  *  *  *

おおっと、その前に。
一つだけ、重要イベントが。
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何を隠そう、本日のメインイベントは、池ちゃんのお祝い。

何のお祝いかは…

写真(私からのプレゼント)がヒント(って、ビールとお通しじゃないよ)

ミッキーとスヌーピーのスタンプ。
嫁さん&娘と相談に相談を重ねて、これに決定。

あらためまして、おめでとう

       *   *   *

では、心置きなく食べログをば。
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何はともあれ、オリオンと島らっきょと海ブドウ。

20150228就職祝い3_convert_20150303010931
イカスミ沖縄やきそば。
あのソーキそばのそばを炒めてイカスミと絡めたわけですね。

いつもなら、まずはソーキそばを注文する池ちゃんですが、本日はこちらに変更。
真っ黒になった歯の写真も(池ちゃんの演出/やらせで)撮ったんですが、いまいち染まってなくて面白くないので割愛。

お次は餃子。
20150228就職祝い4_convert_20150303011008
う〜ん、何餃子だっけ?
中に辛いのが入ってるんですけど・・・。

で、口の中が辛い〜って呻いているときにかぎってビールがなくなるもので、
20150228就職祝い5_convert_20150303011029
あわてて、久米仙のボトルを注文。

あ、これはママさんからのサービス。
20150228就職祝い6_convert_20150303011057
ありがとうございますm(_ _)m

ただし、
ママさん  焦げちゃった、あはは。

な一品。いやぁ、おつまみには、ちょうどいいですよ。

それから、ゴーヤチャンプルと、
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もずくの天ぷらを注文して、
20150228就職祝い8_convert_20150303011209

あ、これもママさんからサービス。
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イカの天ぷらです。
ほんとに、ほんとに、ありがとうございますm(_ _)m

で、はっきり言って、もう腹一杯になっているというのに、池ちゃんのこのチョイス。
20150228就職祝い10_convert_20150303011256
卵焼き&スパム。

池ちゃん  いやぁ、おつまみに、ちょうどいいかと思って。

どんだけ育ち盛りなんだよっ

と言いつつ、一緒になって食べている暴飲暴食な私。

そんな私たちにママさんが三たび気を利かせてくれて、
20150228就職祝い11_convert_20150303011320
締めのソーキそば。

池ちゃんのお祝いということもあって、大サービスしていただきました。
心の底から感謝ですm(_ _)m(_ _)m(_ _)m

まぁ、池ちゃんはホント、苦節◯◯年だからねぇ(何年だか覚えてないf^_^;))。
実に感慨深いものがあります。

       *   *   *

あ、感慨ついでに、もう1つ。

東京あたふたの結成が1995年で、その旗揚げ公演が1996年3月2日・3日。
そこで初めて池ちゃんと共演したわけですから、かれこれ20年になろうとしているんですよ。

その2016年3月。ちょうど1年後ですか。
私たちには、なかなか深い意味がありまして。

まぁ、そんな話もしてましたが、それはまた、機会がありましたら、そのうち…(笑)

ではでは





初詣2015(前編)

2015年3月1日(日)

今頃、何を寝ぼけたことを…と言いたくなるタイトルですが、昨日2月28日(土)、やっとお参りに行ってきました。

昨日は、午前中に幼稚園の説明会があり、嫁さんが外出。
私は子守りで留守番。

午後早くに出かけ、池袋はジュンク堂であれこれ買い出し。
(後日、ご紹介しますね)

そして、16時ジャストに京急川崎大師駅に到着。

毎年恒例となりました、池ちゃんとの川崎大師詣でであります。

というわけで、はじまり、はじまり…。

   *   *   *   *   *
参道を通っていつもの角を右に曲がると、はい、仲見世通り。
20150228初詣1_convert_20150301164316
トントン、トトン、トトトトン…と、例のごとく、飴を切る包丁の音が聞こえてきます。

2月の終わりとあって、さすがに参道は人もまばらだったのですが、この通りには、いくらか賑わいの余韻が残っていました。お店の人たちの努力の賜物でしょうね。

そして、大山門。
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いつも正面からばかり撮っているので、今回はやや左から(とくに何か変わるわけではありませんがf^_^;)

が、違っていたのは境内の中。

納札殿はシャッターが閉まっていて、お札を返す箱が置かれているのみ。
シャッターの真ん中に穴が空いていて、「お賽銭はここから入れてください」の文字(ちょっと面白い)。

昨年より早い時刻に来たつもりだったのですが、献香所も蓋が閉められ…

そして何より、

ガ〜ン(古い

本堂右手の御札場までシャッターが閉まっている〜

これでは、お守りが手に入らない

うろたえた私と池ちゃんは、御札場を探して周囲をウロウロ。
結局、警備員さんに聞いて、本堂脇の奥まった場所へ案内してもらいました。

シーズンオフに入れば、こういうものなのでしょうね。

ま、ともかく今年もGet
20150228初詣3_convert_20150301164351
家族には交通安全、私は健康祈願を選びました。

無事、参拝を済ませると、不動門から出て再び仲見世通りへ。
これも毎年恒例のおせんべい屋さんで家族へのお土産を購入。
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今年は、こんなselection。

本日のおやつで早速、玄米せんべいをいただきました。

       *   *   *

そして、参拝後はこれも恒例となりました、大師前といえば琉球、琉球といえば大師前…

と、いそいそ出向いたのですが、まだ17時前。
さすがにお店が開いてなかったので、近辺を散策。

       *   *   *

まずは東門前駅方面へ。

すると、ムムッ。
何やら、周囲とは異質な空間が…。
20150228初詣5_convert_20150301164443
実はこちら、川崎大師の「自動車交通安全祈祷殿」。
あの白い建物がお堂で、ドライバー(と同乗者)がお祓いを受け、
その後にお堂の前で車のお祓いをしてもらうのだそうです。
お札、お守り、身代守り、ステッカー、聖語便箋がセットになって5,000円とのこと。

この広い駐車場がいっぱいになるのでしょうか?
どんな光景か想像がつかないので、来年はもっと早い時間に来て見物しようと思います。

       *   *   *

お次は、そこから南に下って大師公園へ。
池ちゃん 方角、分かる
     分かるも何も、まっすぐ行けばいいだけじゃん。
池ちゃん じゃ、何も言わないから、自分で判断して行ってみなよ。
     だから、判断ったって、さっきの地図のとおりに行くだけだし。

というわけで、私が先導して行くことに。

ちなみに、この近くには、例の痛ましい事件のあった大師中学校があります。
昔ながらのこじんまりした商店街を抜け、大師小学校の前を通りながら、いつしかそんな話にもなり、人の親としては(別に親でなくても)何とも居たたまれない気分になりながら…

なりながら…

…道に迷いましたf^_^;)

このまま放っておいたら、海まで行ってしまう

と不安に駆られた池ちゃんが、何気に、

右に曲がったほうがいいんじゃないかな〜

と呟き、聞こえないふりをしながら私は、

あ、あっちのほう。公園の気配がするよね

と右折。

見事、たどり着きました。
20150228初詣6_convert_20150301164505
広々として、実に気持ちのいい公園ですね。

あの商店街といい、この公園といい、実に暮らしやすそうで、こんな街に住みたいなぁ…

と思うにつけ、例の事件のことに連想が向かい、夕日に輝く公園の陰に潜む何かを感じてしまうのでした。

難しい、実に難しい。

       *   *   *

さてさて。
似合わないマジメな話はこれくらいにして。
けっこうな散歩で十分に腹も減ったことだし、時間もほどよく、いよいよ(遅まきながらの)新年会へ…

というわけで、後半へつづく


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