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観劇日誌:ナイスコンプレックス『ゲズントハイト〜お元気で〜』

20121125ゲズントハイト

2012年11月25日(日)

本日は、このところ精力的に活動しているもりたえみさんの舞台を観てきました。

ナイスコンプレックス 『ゲズントハイト〜お元気で〜』
作・演出:キムラ真 
於:サンモールスタジオ(新宿) 12:00〜

シアターサンモールじゃなくて、その横にあるサンモールスタジオです。
いやぁ、初めて来ましたが、こじんまりとして好印象でした。

       *   *   *   *   *

「ゲズントハイト」からも推測できるように、『パッチ・アダムス』(監督:トム・シャドヤック、主演:ロビン・ウィリアムズ、1998年)に材を取った作品です(たぶん)。

映画のほうは、実在のハンター・アダムス医師をモデルとした(同氏の著書を下敷きとした)作品で、「クラウンドクター」の先駆けとなった同氏の活動を学生時代に凝縮させて描いたものでした。

氏の活動から、欧米を中心にクラウン(道化)として患者の心のケアをする「ホスピタルクラウン」「クリニクラウン」と呼ばれる人々(職業)が登場します。

本日の舞台は、日本の売れないコメディアンが「クリニクラウン」になって多くの人と関わり、さまざまな経験を積みながら成長し、人々に笑いと喜びをもたらす、というお話です。

また、彼がいなくなっても、その活動を継ぐ人々が現れたり、たとえ「クラウン」にならずとも医療従事者一人一人の心にその精神が共有され、彼らが「生きることの価値」を高めるような医療をしようとする、というあたりが、本作品の一つの持ち味と言えそうです。

病院ネタというのは、深刻に演ろうとすればどんどん重くなっていくものの、舞台でリアリティを持たせるには制約も大きく、さじ加減が難しいだろうと思いますが、本日の舞台では、役者さんたちの若々しく軽快な演技で作品が方向付けられ、気持ちのよいクライマックス&ラストになっていました。

<おまけの一言>

もりさん、

婦長さん役、はまりすぎ(笑)。



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おすすめ絵本36:やあ!出会えたね ダンゴムシ

ダンゴムシ

2012年11月24日(土)

先月からずっと風邪をひいていながら食い意地だけは忘れなかった息子が、昨夜は珍しく晩飯を残し…と思ったら、今朝から発熱。

午前中に嫁さんが息子を連れて病院へ。
その間、私は洗い物やら洗濯やら掃除やら。
娘は「まだピクニックに行かないの〜?」(なぜピクニックかという事情は昨日のブログ記事を参照)

病院は病気の子供とインフルエンザの予防接種を受ける家族連れで大混雑だったらしく、嫁さんは処方された薬を買うため、午後からあらためて外出。
その間、私は息子を寝かしつけて、娘とピクニックごっご。

娘のごっこ遊びは高度化・複雑化・大規模化し続けており、
参加メンバーも、人形2体にぬいぐるみ4体の大所帯で、娘は母親気取り(ただし、私のことは「お父さん」と呼んでいるので、妻気取りではなく。どういう相互関係にあるのだろう?)。

進行も、お医者さんごっご(健康状態のチェック)から始まって、お料理ごっこ(ピクニックに持っていくランチを準備)、そしてピクニックへ。

場所も、リビングから私の部屋へ、そしてまたリビングへ。
(本当は、朝から寝室に「テント」を張っていたのですが、息子を寝かせたので使用できず)


ああ、持ち帰った仕事に手がつけられない!

と頭を抱えているくせに、今週もこちら。

       *   *   *   *   *

◯142やあ!出会えたね ダンゴムシ文・写真 今森光彦、2002年5月20日、アリス館、1400円

絵本でも童話でもないのですが、とにかく衝撃的に写真が鮮明なので、ついご紹介してしまいました。
(冒頭の画像は解像度が低いため、その素晴らしさを伝えられず、申し訳ありません)

内容はもちろん、ダンゴムシの生態を紹介するもの。

我が娘、
コバエや蚊には大騒ぎするくせにダンゴムシはまったく平気で、幼稚園の帰りなど公園に寄ってはダンゴムシを見つけ、「持って帰りたい」「ウチで飼いたい」などとダダをこねるのですが…

はたして、本書を読んでからそうなったのか、ダンゴムシ好きだから本書を買ったのか、

もう思い出せません。

虫というのは、拡大して見るとけっこうグロかったり恐ろしかったりもするのですが、本書のダンゴムシに獰猛な印象はなく、なぜか愛らしささえ感じさせます。
汚い印象もありません。

いや、ほんっっっとに不思議。

本書を読んだら、ほぼ間違いなくダンゴムシが好きになると思うので、お子さんに読ませるかどうかは、よくよく考えてからにしてください。

なお、今森氏の当シリーズには、この他『カマキリ』『テントウムシ』『クモ』…など多数ありますので、こちらも要チェックですね。


あ、本日のブログ、枕話が長くて、本編があっさり…。

ま、こんな日もあるさ

マリインスキー「アンナ・カレーニナ」

20121123マリインスキー1

2012年11月23日(金)

本日は、朝一番から研修、すぐに退席して昼まで取材。
で、ちょっとだけ会社に寄って、大急ぎで上野へ。

こちらあちらでもご一緒してます知ちゃん&けいこちゃんと待ち合わせて、バレエを観に行きました。

お前がバレエなんて顔かっ

なんて言われそうですが、

まぁ、そのとおりでして…f^_^;)

バレエのことは全然わからないまま、年に1回、知ちゃんに誘われて観に行くのみで、今日もバレエ通の2人の後ろを着いてきたのでした。

で、じゃん

マリインスキー・バレエ 2012年 日本公演
「アンナ・カレーニナ」
於:東京文化会館(上野) 14:00〜

5階席1列目だったので、ちょっと足がすくみましたが、舞台が始まるとすぐに忘れてしまいました。

今回のお目当ては、ウリヤーナ・ロパートキナ
背が高いというか、手足が長いというか、体躯が他のダンサーと明らかに違うので、終盤まで地味な衣装だったにもかかわらず、ひときわ目立つ存在。

バレエど素人の私でも、とにかく動きの美しさに目を奪われました。

プログラムによると、もともと3幕だったものが、現在は2幕・3幕をつなげて2幕構成で上演されているそうです。
以下、このプログラムを参考にざっくり内容紹介。
(ただし、役名は岩波文庫/中村融訳に従います)

<プロローグ>

駅。
舞台中央に黒い布のかかった棺のような台座。その上に横たわる赤いドレスの女
行き交う人々がそれを見て驚き、嘆き悲しむ。
上手・前に立ちすくむ軍服の男

<第1幕>

駅。
アンナは嫁ぎ先のペテルブルグから兄のオブロンスキイ(スチーワ)に会うためモスクワへ。
そこでウロンスキイと出会う。
その後に、物語の結末を予感させる人身事故。

舞踏会。
ウロンスキイはアンナに恋をする。
プロポーズを待っていたキチイを尻目に、アンナと踊り続けるウロンスキイ。

途中駅
アンナはウロンスキイを拒むべく、早々にペテルブルグへ。
しかし、アンナを追ってウロンスキイもその汽車に乗り込む。
途中駅でウロンスキイと再会し、愛を告白されるアンナの心にうずきが走る。

ペテルブルグ
夫・カレーニンと最愛の息子・セリョージャの元へ帰り、落ち着いた生活を取り戻すアンナ。
ウロンスキイは当地の社交界に入り浸り、執拗にアンナに求愛する。
徐々に、ウロンスキイを受け入れるアンナ。
不貞を諌めるカレーニン。


駅での事故
アンナ、カレーニン

幻想から醒めたウロンスキイの元へ、アンナが現れる。

<第2幕>

競馬場。
将校たちのレース、集う社交界の人々。
ウロンスキイの馬が転倒し、取り乱すアンナ。

寝室。
重い病に倒れたアンナは、夫に不貞の許しを求め、ウロンスキイを拒絶する。
絶望し、自殺を図るウロンスキイ。
その知らせを聞き、ついに夫と息子を捨てて、ウロンスキイの待つイタリアへ旅立つアンナ。

帰郷。
息子・セリョージャを忘れられず、ペテルブルグに戻るアンナ。
しかし、カレーニンは母子を引き離す。
歌劇場でも人々から冷淡な仕打ちを受けるアンナ。
もはや、自分が社交界から閉め出されていることを思い知らされる。

諍い。
孤立していくアンナに、徐々に幻滅していくウロンスキイ。
諍い、和解、また諍い、そしてすれ違い…

駅。
子供を奪われ、愛を失い、立ちすくむアンナ。

背後から迫る汽車。

そして…。

<いくつか>

つまり、アンナの兄・スチーワと妻・ドリイの家庭事情はもちろん、もう一方の柱である(というか、メインメッセージはこっちだと思うのですが)レーヴィンとキチイの物語がほぼ完全に削除されています。

当然ながら、
腐敗し、享楽的・退廃的な都会の貴族社会と、貧しく素朴ながらも清く力強く生きる農村社会とを比較することで、前者を批判し、後者を賛美し、人生の意味を問いかけるという、作品本来のテーマは失われています。

そして、アンナとウロンスキイに、カレーニンとセリョージャを織り交ぜた「愛に生きた女の悲劇」に仕上がっているわけです(プロローグはアンナの死を示してます)。

…ちょっと衝撃。
何しろ、トルストイの原作では、アンナの死はクライマックスではあっても、そこでは終わらず、レーヴィンの次の言葉で締めくくられていますので。

しかし、今やおれの生活は、…(中略)…以前とはちがって無意味でないばかりか、善の疑いなき意味をもつものなのだ、そしてこのおれにはそれを自分の生活の中に導入する力があるのだ!



ですが、まぁ、バレエですし。
農村で大地に根を張り、素朴ながらも力強く生きていくレーヴィン一家の姿では、劇的なエンディングにならないでしょうからね。
この長編小説を約90分の舞台上でドラマチックに観せるため、何を捨てるかといったら、これが正解という気もします。


…というわけで、同伴の女性お2人は「感動したね」「泣いちゃったね」と大満足の様子だったのですが、私は感情の入れどころがなく、「なるほどね」的な

でもまぁ、原作との違いを気にせず独立した作品と考えれば、非常に優れた舞台で、個々の踊りも美しく、文句のつけようがありません。

また、私はモダン(あるいはコンテンポラリーというのでしょうか)のダンスもほとんど見たことがなかったので、本作品は非常に勉強になりました。

そうした意味で、もちろん、私も大満足です。

<ついでに>

カーテンコール。
鳴り響く喝采。
笑顔で応えるダンサーたち。


そんななか、ふっと手前に目を落とすと、


オケピ。


舞台上の華やかな世界のすぐ下で、「ああ、終わった」とでもいう感じでパラパラと去っていく演奏家たち。

拍手をしながら、その文字どおり光と陰の対照的な世界を、見るともなしに見ておりました。


<帰宅後>
 
けいこちゃんに急用ができてしまったので、閉幕後は軽く(でもないですが)お茶をして解散。
久々にゆっくり話ができてよかったです。

そして、帰宅すると、娘が両手を後ろに回したまま走ってきて、

きょうは、きんろうかんしゃのひです

と差し出したのが、こちら。
20121123マリインスキー2

おしごとごくろうさま

の文字のほか、今年はシールがびっちり。

そして、机には一通の手紙が。
20121123マリインスキー3
(訳:明日、ピクニックごっこをするからね

市場経済と同様、父娘(男と女)の間にも、フリーランチはなかったのでした


でも、だったらせめて「その他の醸造酒(発泡性)」じゃなくて、ビールにしてよ、と思うのですが、この訳はまた後日でも

観劇日誌:ぬ企画『赤い羽毛』

20121118赤い羽毛

2012年11月18日(日)

本日は、共通の知人が多いということで、あちらこちらに登場してもらった山本みのりちゃんを誘って、そちらを観に行きました。

ぬ企画 『赤い羽毛』
作:非公開 演出:難波善明 
於:スタジオあくとれ(中野) 15:00〜

「作:非公開」っていうのも変わってますが、以前に伺ったところによると、

脚本は、ある作家さんによってずいぶん昔に書かれたもので、それを「ぬ企画」主宰のしはかたさんが読み、ずっと上演したいと思っていたとのこと。
しかし、その作者は、もう演劇から離れており、作品の改訂・上演を許可したものの、自分の名前を出さないでほしいと希望。
そこで、今回の措置となったそうです。

<作品紹介>

昭和な雰囲気あふれる、線路のガード下にあるゴミ捨て場が主な舞台。

主人公は幼い頃に両親をなくした兄妹。

兄は作家を目指すも挫折、物語の「創作」に長けるところから、今は「騙(かた)りの三十郎」と呼ばれる詐欺師に。
誰もが三十郎の「騙り」に夢を見、カネを渡す。
それは、「ひとときの幸せ」の対価なのか。

彼の妹もまたそんな一人。
消息を絶った兄を追って田舎を飛び出し、あやしげな水商売(?)に身をやつしながら兄を探す。
兄が送り続けてくれた「赤い羽毛」を集めながら…。

そんな兄妹の切ない物語です。

<感想など>

三十郎を中心として織りなされる人間模様の、なんと骨太で情に深いことか。

みんながみんな自分の話を語って聞かせ、周りの人々が立ちんぼで聞き役にまわるので、書き手としては、もうちょっと見せ方をいじりたくなるところですが、「騙り」の芝居なだけに、「語り」に徹するというのも、一つの行き方なのかもしれません。

また、その「語り」を成立させているのが個性派ぞろい&ベテランの役者さんたち。
一つ間違えば単調にも冗長にもなろうというところ、それぞれの「腕」でシーンを魅せていました。

そして何より、(繰り返しますが)物語の骨の太さ、力強さ。

何て言うんでしょう…
人は自らの物語を求めずにはいられない、そして、
人は自らを物語らずにはいられない、
そんな言葉が頭に浮かびました。

       *   *   *   *   *

小屋を出てから、劇☆派に出演されていた、さいとうさんと合流。

どうします? 
行きますか?

ということで、3人で北口の飲み屋さん街へ

やっぱり、マチネを観て飲みに行くというのはいけませんなぁ。
終電まで時間がありすぎて、どうしても飲み過ぎてしまうではありませんか。


え? もっと早く帰ればいいじゃないかって?


ごもっともっ!




初舞台

20121117ボジョレ

2012年11月17日(土)

本日は、娘の幼稚園の学芸会(?)へ行ってきました。

ここ数日の娘といったら、出し物のことで頭がいっぱい。

唐突に物語のあらすじを話し始めたり、台詞を諳(そら)んじたり、踊り出したりと、大興奮状態だったらしい(嫁さん談)のですが、今朝はやや(かなり)緊張ぎみ。

それを見ているこちらは、微笑ましいやら冷や冷やするやら。

幼稚園に着くと、私は最後列の立ち見席へ。

もちろん、ビデオ撮影のためです。

そして、2時間…



腰が…(涙)

       *   *   *   *   *

それで思い出したのが、私の初舞台(?)であろう保育園での学芸会。

たしか、花笠売りの娘が主人公で、木陰で休んでいる間に、いたずら好きのサルに大事な笠を盗られてしまうのですが、知恵を働かせて取り返す、といった話でした。

登場するのは、花笠売りの娘と、サルと、猿にからかわれるカラスのみ。

それぞれに数人ずつ役が振られていました。

そして、私の役はというと、もちろん、花笠売りの娘

f^_^;)f^_^;)f^_^;)

どういう心境だったんでしょうねえ。

我が幼き心境を察するに、

やっぱり、主役がよかったんでしょうかねえ。

サルはいたずら者ですし、カラスはバカにされるだけですし、

どう考えても、賢い役は花笠売りだけ。

それでも、男の子たちはみんなサルかカラスの役をやり(当然か?)、

女の子に交じって花笠売りの「娘」を演じた男の子は私のみ。

観に来た近所のおばちゃんにも、

宗南ちゃんは、女の子の役やったねぇ。よう、似合(にお)うとったわ。

とからかわれ、母親も苦笑い。

ただまぁ、私の微(かす)かな記憶では、私自身も似合っていたつもりだったようなf^_^;)

       *   *   *   *   *

さてさて、娘のほうは、緊張と恥ずかしさのせいか、ニヤニヤしてるばかりでちっとも声が出てませんでしたが、何とか役を務め、こうして…ひとまず初舞台を踏みました。

帰り道、雨で寒かったせいもあるのですが、「手袋がほしい」と泣き続けていた娘…

まぁ、ホッとして、甘えたいんだろうな、

と、叱らずにいました。

       *   *   *   *   *

というわけで、

頑張った娘のリクエストに応えて、本日はお寿司(といっても、チェーン店のデリバリーですが)、

私はボジョレ・ヌーヴォー。
(今年は不作ということで、どうしようかと迷いましたが、縁起物(?)ということで、一応買いました)


それにしても、…腰が



おすすめ絵本35:すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

2012年11月16日(金)

昨日、残業中の同僚との会話。

勤務表、集計して出してくださいね〜。
あ、もう半月経ったんだ。早〜。
何か、1週間くらい、無かった気がしますね〜。


で・す・よ・ね〜


あっっっという間に、11月が過ぎ去ろうとしています。

ちょ、ちょっと、ちょぉっと〜、待ちなさいよぉ、11月ったらぁ。


…そんな気分です。

       *   *   *   *   *

で、そんな話とは何の関係もなく、日曜日にリブロで買った本をご紹介。久々の◎評価です。

◎141すてきな三にんぐみトミー=アンゲラー さく いまえよしとも(今江祥智)やく、1969年12月(1977年12月)、偕成社、1200円(The Three Robbers, by Tomi Ungerer, © Diogenes Verlag AG Zurich, 1963)

<あらすじ>

あらわれでたのは、
黒いマントに黒い帽子、
三人組のどろぼうたち。

夜になると、山を下り、さて、獲物はおらんかな…。

そこへ馬車が通りかかると、

一人目が、馬にめがけて、こしょうをたっぷり。
二人目が、大まさかりで、車輪をまっぷたつ。
そして三人目が、ラッパ銃を構えて、「手を挙げろ」。

ところが、ある夜、
三人組が止めた馬車には、みなしごのティファニーただ一人。
意地悪なおばさんのもとへと、送られる途中だった。

どろぼうたちは、ティファニーを山の上の隠れ家へ。

翌朝、ティファニーが目を覚ますと、隠れ家には宝の山が!

まぁぁ、これ、どうするの?





三人組は、ひたいを集めて相談した。
何しろこれまで、どうするなんて考えたこともなかったのだ!

そして、ひらめいた三人組は…、

       *   *   *   *   *

何年もの歳月が流れ、町の人々は、
すてきな三人組を忘れないよう、
三人の帽子にそっくりな高い塔を三つ建てましたとさ。

<感想など>

テーマよし
アイデアよし
展開よし
ラストよし

おまけに

イラストよし
翻訳よし

40年以上にわたって読み続けられるには、それだけの理由があると、納得できる一冊です。

娘にも好評でした。

ちなみに、アンゲラーの作品は日本でもずいぶん翻訳されていますが、作品によっては「ウンゲラー」と表記されています。
まあ、Ungererをどう発音(というか、日本語で表記)するか、という問題ですね。



ヴィーノ・ノヴェッロ 解禁してました

20111111新ワイン

2012年11月13日(火)

昨日と今日で、しんどい仕事を2つ終わらせたので、さぁ、ここからスパートですよ。
11月の私ったら、すごいんだから…と思ったら、11月ももう3週目。

ってことは、木曜日(15日)には、ボジョレ・ヌーボーが解禁ですよ。
もう、そんな季節ですか。

でも、新酒はフランスだけじゃありませんよって話で、日曜日に戻ります。

       *   *   *   *   *

本日の晩飯は、風邪で食欲が落ちている娘のために鍋だというので、地元に戻って酒屋さんでワインを購入(なぜ?)しようと思ったら…。

10月30日 ヴィーノ・ノヴェッロ 解禁
入荷しました 

なんてポップとともに、お酒が並んでまして、何のことやらと思ってよくよく読んでみると、イタリアの新(若)ワインが(すでに)解禁になっているそうな。

つまり、ボジョレ・ヌーボーのイタリア版ってことね。

つまり、ヴィーノ・ノヴェッロ(Vino Novello)というものを、今までまったく知らなかったということですf^_^;)

で、うちに帰って調べてみると、例年は11月6日に解禁されていたのが、今年は(諸般の事情で)少し早まったとのこと。

じゃあ、せっかくだから(?)ということで、買ったのが冒頭の写真。

ヴィ・ノーヴォ(Vi Novo)

ノーヴォというのは、ノヴェッロを意味するマルケ州の方言だそうです。
で、そのマルケ州ですが、イタリア中部、アドリア海側みたいです。
地図を見てみましたが、どんなところなのか、いまいちピンときませんでした


味はとってもフルーティで爽やか、あっさり。


それにしても、これから毎年、2回も新ワインのお祝いをしなきゃならないなんて、大変じゃないですか…


西武な一日

20121111知育

2012年11月11日(日)

数日前から娘が熱を出して、この週末は諸々予定変更。

まあ、幼児を残して母親が買い物に行く…なんてこともできないので、あれこれ波及してくるわけです。

加えて、私のたまっていた私用もあり。

で、本日は、午前中に家事手伝い(?)をチョコチョコやって、午後から図書館へ借りていた本(私と娘の2人分)を返しに行って、その足で池袋に出て、同僚の出産祝いを西武百貨店で購入。

靴をプレゼントしようかと思ったのですが、混んでいて店員をつかまえられず、頭に来ておもちゃに変更。

靴屋さんって、いちいちサイズをチェックしなければならないので、手間がかかるんですよね。

で、おもちゃ屋さんコーナー(うさぎの着ぐるみさんが握手会をしてましたが、あのキャラが何者だったのか、ついに分かりませんでした)で選んだのが、冒頭の写真。

初めて知ったのですが、コレ、すごいんですよ。

テトリスみたいなのですが、この組み合わせが36,000通り以上あって、そのうちの500通り以上を見つけられたら、あなたもKATAMINOマスタ〜って触れ込みです。
(たぶん)Gigamicというフランスのメーカーの商品だそうです(だと思います)。

私、こういうの、弱いんですよね。
あやうくプレゼント用と自宅用と2つ買いそうになりました。

数学コンプレックスなんかも関係しているかもしれませんね。
こういうことができる人って、すっごく頭よさそうに見えちゃうんですよね。

今度のクリスマスプレゼントは、コレにしようかな、…いや、私の。
(だって、私には誰もXmasプレゼントくれないわけだし

興味のある方、検索したらすぐ出てきますから、調べてみてください。

       *   *   *   *   *

で、こちらを購入した後は、別館に移動して無印良品へ。
恐ろしいことに、息子が食器棚を開けられるようになってしまい、この1か月半で4枚の皿を割りやがるという記録を打ち立てやがりまして(更新中)、そのなかに嫁さんが買った無印良品の皿3枚のうちの1枚があったため、不揃いだと具合が悪いから買い足してくれと言われたのでした。

え、皿1枚だけ買いに行くの?(しかも200円)
そう。
他にないの?
ないの。

というわけで、小心者の私は、気まずいので、3足980円の靴下をあわせて買ったのでした。
だって、絶対に使うものって、そんなにないんだもの。

       *   *   *   *   *

で、その後は地下に降りて、リブロへ。
買った本については、後日ご紹介します。

とまぁ、とっても西武な一日でした。


…残念ながら、私がで服を買うことはないでしょう。

       *   *   *   *   *

本日の晩飯は娘のために鍋だというので、地元に戻って酒屋さんでワインを購入(なぜ?)しようと思ったら…。



眠いので、…つづく


おすすめ絵本34_2:ペローの ろばの皮(つづき)

ろばの皮

2012年11月8日(木)

昨日のつづきです。

          *   *   *   *   *

どうする、王女さまっ!

王女さまは、泣きながら部屋に戻ると、仙女を呼び出します。

名づけ親の、優しい仙女さま、私を助けてくださいな!

わが子よ、まずその手と顔を、暖炉のすすでよごしなさい。そして、このろばの皮をかぶって、遠くへ逃げないさい。

仙女はさらに、宝石や香水、王さまにもらったドレスを大きな箱に詰めるよう、王女さまに申し付けます。
この箱は、地中にもぐって王女さまの後をついていき、王女さまが杖を一振りすればいつでも取り出せるのです。

       *   *   *   *   *

王女さまは奇妙な皮で体をおおい、遠くへ遠くへと逃げて、とうとう見知らぬ王国の農場にたどりつき、そこで働くことになりました。

ろばの皮をかぶった王女さまのことを、農場の人たちは「ろばの皮」と呼びました。
「ろばの皮」は、月曜日から土曜日まで働き、日曜日には部屋にこもってドレスを取り出し、1人で一日だけ王女さまに戻るのでした。

       *   *   *   *   *

ある日、そんな王女さまの姿を、たまたま農場に遊びにきていた王子さまが覗いて見てしまいます。
一目惚れしてしまった王子は、農場の人に王女さまのことを聞いて回りますが、農場の人たちの答えはもちろん、

そんなお姫さまなんていません。いるのは「ろばの皮」という下働きの女だけ。

恋煩いにかかった王子さまはすっかり元気をなくし、心配した母親に、こう頼みます。

「ろばの皮」が作ったお菓子を食べたい。

命令を受けた「ろばの皮」はきれいな姿に変わると、王子さまのために焼き菓子を作るのですが、生地の中にうっかり指輪を落としてしまいます。
(あるいは、わざと入れたのでしょうか?)

焼き菓子を食べた王子さまは、指輪を見つけて大喜び。

この指輪がぴったりあう女性を、妻に迎える!

こうして、国中の女性たちが指輪を試しにやってきましたが、誰もあいません。

そして最後に、「ろばの皮」が宮廷に呼ばれます。

その姿を見て、宮廷の人々はみんなざわざわ。

しかし、皮の下から象牙のように美しい手が出てきて、指輪がぴったりはまると宮廷中が驚きに包まれました。

お嬢さま、お手をどうぞ。

「ろばの皮」が肩を動かすと、ろばの皮が床に滑り落ち、その下からは美しいドレスをまとったお姫さまがあらわれました。

       *   *   *   *   *

2人のために盛大な結婚式が行われ、そこには正気に戻っていた父親も駆け付けました。

<シャルル・ペロー>

いやぁ、これでもかなり端折ったのですが、展開上、省くに省けなかったところも多かったです。

さて、本書のあとがきによると、この「ろばの皮」はフランスのよく知られた昔話の一つで、口承によるいくつものバリエーションがあったものを、シャルル・ペロー(1628〜1703年)が韻文の形でまとめ、さらに約100年後に散文の形のものが現れたのだそうです。

ペローは、ほかにも民間伝承を詩の形にまとめて発表しており、『長靴をはいた猫』『眠れる森の美女』『青ひげ』『赤ずきん』『シンデレラ(サンドリヨン)』などが彼の手になるものです。

なぜ、この物語を取り上げたかと言いますと、

これって、鉢かつぎだよなぁ

と思いまして、

もしや洋の東西にわたる伝播の歴史があるのか、

あるいは、見た目に惑わされず本質を見極めた者のみが真に美しいものを手に入れられる、といったような教訓は洋の東西に共通するものだということなのか、

もしくは、それらの混合によって文化が育まれるという以上のことは言えないのか…

不思議だなぁ。


おすすめ絵本34:ペローの ろばの皮

ろばの皮1

2012年11月7日(水)

何とかかんとか週1回続けてきた「おすすめ絵本」コーナー、先週はついに穴を開けてしまいました

いや、書いてはいたんですけどね。

ちょこちょこ書いては消して、書いては消して、を繰り返していたんです…

…その…

…枕話を。

いらね〜

          *   *   *   *   *

ということに気づいたので、枕話を断念して、こちらをご紹介。

◯126ペローの ろばの皮シャルル・ペロー/原作 エリック・バトゥー/絵 ジャン=ピエール・ケルロック/文 石津ちひろ/訳、2002年7月20日、講談社、1800円

<あらすじ>

昔あるところに、この世で一番幸せな王さまがおりました。
王さまは、美しいお妃と愛らしい王女さまとともに、仲睦まじく暮らしていました。

ところが、あるとき、お妃が恐ろしい病にかかり、治療の甲斐もなく亡くなってしまいました。

       *   *   *   *   *

歳月が流れましたが、王さまも王女さまも、まだ悲しみに暮れていました。
家臣たちは、王さまに再婚してもらおうと、花嫁候補を探しましたが、王さまは誰も気に入りません。

しかし、ある日、王さまはお妃に勝るとも劣らぬ美しい女性を見つけます。
それは、成長した王女さまでした。

王さまは、王女さまと結婚することを決めます。
王国の法律には違反しますが、王さまに再婚してもらいたい家臣も学者も国民も、みな賛成しました。

困ったのは、王女さまです。
王女さまは、名づけ親であるリラの仙女に相談します。

名づけ親の、優しい仙女さま、わたしを助けてくださいな。

そして、仙女に教わったとおり、結婚の条件として、どんな富や権力があっても作れないような、美しいドレスを頼みます。
ところが、どんなに難しい注文を出しても、王さまは職人たちを集め、一晩で作ってしまうのでした。

とうとう王女さまは、王さまの宝である「金を生むロバ」を殺して毛皮をくれと頼みます。
すると、恋に狂った王さまは、すぐにロバを殺して毛皮を差し出すと、きっぱり言いました。

これで満足しただろう。結婚式は明日だ。さあ、お前の王に従う用意をしておくがいい。



王女さま、ピンチ!



どうする、王女さまっ!



つづく。
(だって、展開が多いんですよ、この話)



観劇日誌:PH<ペーハー>

20121103紅点の夕星

2012年11月3日(土)

本日は、午前中に換気扇とエアコンの掃除。
本来は10月中に「恒例 秋のプチ大掃除」としてやる予定だったのですが、時間がとれず、そうこうしているうちに冷え込んできて暖房が必要になったので、慌てて掃除しました。

で、昼から嫁さんが外出、私は子守り。

娘のレストランごっご&お医者さんごっごに付き合わされ、レストランに入ってクマさんの体温を測り、薬を飲ませつつ、オムライスとフルーツサンデーを食べるという離れ業をやってのけました。
(同時かっ

レストランに入り、

いらっしゃいませ。どうぞ、こちらにお座りください。

と案内され、続いて、

クマさんのお熱を測ってください。

と言われたときは、何となく『注文の多い料理店』が頭に浮かび、ちょっと不安になりましたf^_^;)

          *   *   *   *   *

そして、嫁さんの帰宅と同時にダッシュ

行き先は、こちら。

PH<ペーハー> 『紅点の夕星』
作・演出:早瀬円 
於:中野ウエストエンドスタジオ 19:00〜

D→Styleの関ちゃんこと、関ヶ原秀三郎くんの舞台を観に行ってきました。

<あらすじ>

またもや公演中ということで、チラシ&当日パンフを補足する程度にご紹介。

<事件1>
10年前、元中学教師・樋口の所有する山荘で、樋口の教え子6人が惨殺される事件が起きた。
逮捕された樋口は、容疑を否認するとともに、犯人として教え子たちの同級生・新城桂子の名を告げる。
「桂子が悪魔に魂を売り、恐ろしい能力を身につけて、同級生たちに復讐した」と。

そして、樋口は証拠不十分で釈放、新城桂子は行方不明となり、事件は迷宮入りする。

<事件2>
その2か月前、東京都内の空き地で焼死体が発見される。
捜査の結果、死体は製紙会社勤務・神部大作と判明。

この事件を、大作の双子の弟・神部勇作が捜査、しかし犯人の痕跡も目撃情報もなく、事件は未解決のまま。
ただ一つ明らかになったのは、神部大作が当時、新城桂子と交際していたこと。

<事件3>
鮎川久弥(くみ)はフリーライター。山荘での惨殺事件について独自に取材を続けている。
彼女は事件現場とそっくりの山荘を建てると、当時の事件担当だった元警察官・北原右城や被害者の同級生・結城かなえなどを招き、事件の真相を明らかにしようとする。

そこへ、新城桂子からの殺人予告メモが…。


そしてその頃、新城桂子の行方を追っていた勇作は、樋口に呼び出され、部下・富樫とともに樋口の山荘を訪れていた…。

桂子の狙いは、樋口の理由は、鮎川の目的は
そして、勇作は惨劇を食い止め、事件を解決することができるのか

演劇界異色のサスペンスホラー。

<感想など>

本作品は、2004年に上演された「明けの明星」の続編と位置づけられており、事件1と事件2を土台としながら、事件3を中心に物語が進行します。

姿なき主人公・新城桂子が悪魔との契約で手に入れた「特殊能力」が作品のミソなのですが、ストーリーが進むにつれ、一つ、また一つと隠されていた事実が明らかになっていくという筋立てで、非常に良く計算された脚本だと思いました。

なんて書きながら、すべて理解できたわけではないので、よく分からなかったところは、また今度、関ちゃんに詳しく教えてもらうことにします

<ついでながら>

で、帰宅途中に地元のスーパーでワインとビールを購入。
さて、どうなったかとドキドキしながら、PCを立ち上げ、結果を確認。

20121103巨人日本一
おめでとう。
ありがとう。
ごくろうさま。
もう一度、ありがとう。

今年は本当に試合を観られず、日本シリーズ第2戦、沢村の熱投を少し観ただけでしたが、毎日、結果をチェックするのが楽しかったです。
来年は東京ドームで観たいなぁ。

というわけで、夜中に一人でワインを飲みました。

20121103勝利の美酒
邪道な気もしますが、赤ワインをロックで。


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