2011年2月4日(土)
季節の移ろいを大切にする日本人ならばこそ、年中行事の3つや4つは持ちたいもの。暦を見ずとも体が自ずと気づくようならば、なお風流。
…そんな年中行事が私にも多少はありまして、この季節になれば、…はい、
花粉症です。
今年は昨年よりも少なめとの予想ですが、いや、昨年が記録的大荒れだったわけですから、そんな情報で気を休めてはいけないのです。
で、昨年、かかりつけの先生に
「始まってから来ちゃダメなんだよ。火事と一緒。大火事になってから火を消そうったって、そう簡単にはいかないんだから、早め早めの火災予防が大事なんだよ。」
と言われたことを思い出し、また2〜3月は仕事のピークと芝居の稽古で多忙を極めるだろうことを考え、本日、病院に行ってまいりました。
8:05私のかかりつけ—―と言っても、年に1回しか行かないのですが—―のお医者さんは、アレルギーの分野ではけっこう有名な人らしく、評判が評判を呼んで、とにかく患者数がハンバじゃありません。
朝、8:30からの受付開始で私が8:05に病院前につくと、道路にはずら〜〜〜っと患者さんの列が

。
しまったぁ

今年は花粉がまだ始まってないから、余裕だと思ったのに〜。くぅ、甘かった

と反省しながらも、最後尾に並んでひたすら祈ります。
今日、診てもらえますように
というのも、この病院は1日に診察できる数よりも多くの患者さんが並んでしまう(かつ、1人で家族2人分やら3人分やらを申し込む人もいる)ので、受付の段階で足切りされる可能性があるのです(ToT)
で、8:30少し前から受付が開き、私が受付に辿り着いた頃には時刻8:55。
ほっ

、何とか診てもらえそうだ、と一息つきながらカウンター横の立て札を「何だろう?」と見てみると
「〜昨日は
午前2時まで診察していましたので、本日の診療は9:30より云々〜」
ああ、先生、今年もすでにビッグウェーブが来ちゃってるんですね、ご苦労様ですm(_ _)m
19:00で、この受付をした人たちはどうなるかというと、ひとまず帰宅して、それぞれの予定をこなします。
そして、病院の進捗状況案内に時おり電話をして、
「ただいま、◯◯番の方を診察しています〜」
というアナウンスを聞き、自分の番が近くなったら病院へ行くというシステムになっています。
そして60番台だった私は、「まだか、まだか」と思いつつ、一日中、子供の相手をしてから「あと3人」という時点で病院へ向かいました。・・・それが19:00。
待合室で読書すること1時間あまり、20時過ぎに番号を呼ばれて診察室に入り、実際に診てもらったのが20:30、診察を終え、精算を済ませたのがちょうど21:00でした。
でも、これ、近年で最も早い時間です。例年は症状が出てから病院へ行っていたので、患者数も多く、診察が22〜24時になるのも普通です。
ちなみに、例年ならこれで「じゃ、また来年」となるはずなのですが、今年は「喉の炎症が慢性化している」と扁桃腺の親戚の「何とか」という長い病名を宣言され、そちらの治療もしてもらい、生活上の注意事項を告げられ、「悪化するようならまた来なさい」と言われてしまいました

。
21:00そして、近くにある薬局へ処方箋を持っていって薬を出してもらうわけですが、ここの薬局も、先生が診療を終えるまでは開いているという徹底的パートナーシップ精神。
たしかに、症状が出ている患者さんにとっては、一刻も早く薬がほしいわけですし、この日を逃したら次にいつ来れるかも分からないと思うからこそ今日この時間まで待っていたわけですので、「診察終了、処方箋get、でも薬局が・・・」なんて、耐えられないですよね。
で、私の会計 7200円

でもまあ、これであの苦しみから解放され、5月GW頃までの安楽が保障されるのならば、むしろ安いものか・・・。
以上、私の春の風物詩

でした。