2023年8月6日(日)
ども。本間宗南です。
いよいよ怒涛の8月が始まりまして、一昨日はその現場設営、昨日は唐突ながら私の引越し第2弾(その話はまたいずれ)、そして本日は所用で自宅に戻っております。
夕方にはまた別宅に戻りますが、その前に、書きかけになっていた夏期休暇の記事をば。
* * * * *7月31日(月)、定例の会議をブッチ切って(死語

)夏期休暇取得。
家族全員の予定をやりくりして1日確保した…
…はずだったのですが、急遽、娘が部活で離脱。
これはお流れかと思ったのですが、嫁さんの不屈の精神で計画遂行
* * *…というわけで、は〜るばる、やってまいりました、

豊洲市場

築地からの移転に際してはいろいろありましたが、いま振り返ると、アレは何だったんでしょうね。
ま、それはさておき、早朝に出発しようか、いや前日から近辺で一泊して乗り込もうかなどのプランもあったのですが、やはり娘の部活の送り出しなどの関係もあり、ゆっくり11時着くらいで行こうということに。
* * *で、
まずは管理施設棟に寄って築地市場の歴史のビデオを見たり、パンフレットをもらったりしてから水産卸売場棟へ。

早朝に訪れれば窓越しにセリの様子を見学することもできるのですが、この時間帯はもぬけの殻、あるいは「兵どもが夢の跡」状態。
一応、セリの様子を映したビデオが流れているので、現場と重ね合わせてイメージすることはできます。
ちなみに、床が緑色なのは、マグロの赤身が映えるようにということだそうです。
* * *お昼は相当に混むと聞いていたので、道を挟んだお向かいの水産仲卸売場棟へ移り、少し早めにランチをとろうと目当ての店に向かったのですが、すでに行列が

そこで、第2、第3目標と回り、どうにか入店。
私が注文したのは、コチラ。

いくら&うに&まぐろ丼。
もちろん、美味いです(笑いが出るくらい)。
味噌汁も「ああ、磯の味噌汁だっ」というくらい出汁が濃厚。
ただ、この店も私たちが入った後で一気に行列ができてしまい、入り口のドアがない(というか、内と外との壁がない)ので、並んでいる人と食べている人がお互いに丸見え。
軽くプレッシャーを感じて、つい、掻っ込んでしまいました
f^_^;)
ああ、もったいない…と思いつつ、
でも考えてみれば、これらの店々は、もともと市場で働く人々がメシを「掻っ込む」ために生まれたんでしょうね。
そういえば、入り口の看板にも「市場関係者を優先します」と書いてあったし、
職員さんらしき服装の人が一番奥の席でアジフライ定食を食べていて、100円追加でライスをおかわりしていました。
われわれ観光客が揃って海鮮丼に飛びつくなか、いかにも「普段使いしてる感」満載で、
あらためて、ああ、「市場の食堂」なんだなと実感しました。
* * *腹がくちたところで、水産仲卸売場棟の中をぐるりと見学。
ただし、こちらも大半は店じまい済み。
先ほどの食堂でも、店員さんが言ってました。
お客さん おねえさん、おねえさん(手招き)、買い物するのは、どこに行けばいい
店員さん あら、お客さん、もう閉まっちゃってますよ。買い物したかったら、せめて9時までには来ないと。
お客さん え、そうなのっ

店員さん ココは、そういう一般の人が買い物するための市場に卸すための市場だから。築地の場外に行けば買えるけど、あれも結局、ここで仕入れた物が並ぶわけだから、こっちはソレより早くないと。
そんなわけで、私たちも、わずかに開いている店をブラブラと冷やかし、屋上の緑化広場から周囲を見渡して、この棟を終了しました。
* * *そして最後に、青果棟へ。
こちらも朝一番の賑わいは終わっていますが、その後も人々が働いていて、野菜などがずらりと並んでいるので、見学のし甲斐はあります。

路地のような狭い通りにはそれぞれ名前がついていて、各区画に中卸しのお店がまさに「所狭し」と並び、その間を荷物を乗せた「ターレ」(ターレットトラック)が忙しく行き交います。
さらに奥へ行くと、どか〜んと視界が開き、

写真の中央は(見にくいかもしれませんが)キャベツ、キャベツ、キャベツと、見たこともないほどカゴいっぱい、箱いっぱいのキャベツが壮観だったので写しておきました。
もっとも、この広大な空間の中では、ほんの小さな塊にすぎませんが。
* * *ここまで巡って、まだ14時にならないくらい。
「まだ、時間があるね」ということで、第2プラン発動。
海浜エリアの観光を兼ねて、ゆりかもめに揺られること30分弱で汐留へ。
そして、ジャン。

浜離宮恩賜公園。
なぜ行ってしまったんでしょうね〜(笑と汗と涙)。
市場の中は当然ながら冷房が効いていて、快適に過ごせたのですが、
こちらは、
またしても炎天下☀️☀️☀️
焼けた砂利の上を歩くときなど、石焼にされているような気分です。
真夏日に行くところではありませんね、浜離宮は。
とはいえ、景色の美しさは、また格別なので、撮ってきた写真から一部を紹介。

例の樹齢300年という松。
幹と枝を支えられて、低く横に伸びています。
そして、こちらが中島の御茶屋。

池の向こうに見えるのが、右端から松の御茶屋、続く中央が鷹の御茶屋。
その奥には森が繁り、左奥には高層ビル。
新宿御苑もそうですが、こうした空間と高層ビル群とが併存している景色が、なんとも現実離れしていて、不思議な気分になります。
こんな感じとか。
* * *とはいえ、やはり暑さには勝てず、少し早めに引き上げることに。
最寄駅の改札で娘と合流して食事する予定だったのですが、時間に余裕があるし、シャワーを浴びてサッパリしたくもあったので、いったん帰宅…
…すると、娘が体調不良で伏せっており、外食は中止。
だったら、私はここまで戻らなくても、浜離宮で別れたほうが早かったのに…
とは決して口に出さず(出してはならず)、
私は、食事もとらずに、スゴスゴと別宅へ。
* * * * *では、また「プチ単身赴任」に向かうべく、準備をします。